高卒認定試験、過去問から見る「世界史」の傾向と対策

国数英の主要3科目と共に、高卒認定試験の中で必修科目となっている世界史。カタカナ用語も多く、暗記物が苦手な人にとってはハードルの高い科目と言えるでしょう。ここでは、高卒認定試験の過去問を読み解きながら、世界史の出題傾向や対策について解説していきます。

高卒認定試験、過去問から見る「世界史」の傾向と対策

1.「世界史」の問題構成と配点

 

苦手なら「世界史A」を選ぶのがオススメ

高卒認定試験の世界史は、「世界史A」と「世界史B」の2種類の問題から選択して受験します。世界史Aは近現代史に比重を置いた内容となっており、世界史Bは古代から現代まで各時代まんべんなく出題される傾向にあります。

全く異なる内容というわけではなく、共通の設問もいくつか見られ、難易度的にはさほど大差はありません。しかし、Bの方がAよりも出題範囲が広いため、世界史が苦手な人はAを選んだ方が得策といえるでしょう。

 

世界史は問題構成の変動が激しい

ここ数年、問題構成にバラつきが見られる世界史。小問数は平成26年度以降35問→30問→32問とバラバラで、大問の数も毎年変動があり落ち着きません。また、長らく定着していた世界史Aの大問レベルの選択問題も平成27年度から消滅。時間配分を考えるためにも、問題用紙を開いたらまず全体の問題構成をチェックしましょう。

過去3年(第一回のみ)の世界史A・Bそれぞれの問題構成と大まかな出題範囲は、以下の通りです。

平成26年度

<世界史A> <世界史B>
大問1 古代の文化や宗教について 合計12点 古代の文化や宗教について 合計20点
大問2 近代化以前のアジアの歴史 合計28点 近代化以前のアジアの歴史 合計17点
大問3 第一次世界大戦以前のヨーロッパの歴史 合計29点 第一次世界大戦以前のヨーロッパの歴史 合計17点
大問4 第一次世界大戦後から現代の世界の出来事について 合計26点 第一次世界大戦後から現代の世界の出来事について 合計26点
大問5 10世紀の地中海沿岸の歴史とユーラシア大陸の少数民族について ※どちらかひとつを選択

合計5点

15世紀までの世界の政治や文化について 合計20点
大問6 中世の商業と交通について

 

平成27年度

<世界史A> <世界史B>
大問1 17世紀の世界の様子と中国との貿易について 合計7点 17世紀の世界の様子と中国との貿易について 合計7点
大問2 古代エジプトの文化的特質と関連問題 合計14点 代エジプトの文化的特質と関連問題 合計27点
大問3 15~18世紀の世界の貿易や経済について 合計16点 15~16世紀の世界の政治や文化について 合計16点
大問4 19世紀の欧米諸国とアジア 合計20点 19世紀のヨーロッパとアジア、アフリカ 合計13点
大問5 19~20世紀前半の欧米諸国とアジア、アフリカ 合計23点 19~20世紀のヨーロッパとアジア、アフリカ 合計20点
大問6 20世紀の世界 合計20点 第二次世界大戦後の世界 合計27点

 

平成28年度

<世界史A> <世界史B>
大問1 18世紀末の日露関係 合計6点 18世紀末の日露関係 合計6点
大問2 古代~13世紀までの世界 合計13点 古代~14世紀までの世界 合計25点
大問3 15~16世紀のアジアと世界 合計15点 15~16世紀のアジアとヨーロッパ 合計15点
大問4 18~19世紀のヨーロッパ 合計19点 18~19世紀のヨーロッパとアメリカ合衆国 合計13点
大問5 第一次世界大戦~大戦後の国際情勢 合計19点 第一次世界大戦~大戦後の国際情勢とアジア・アフリカの民族運動 合計19点
大問6 第二次世界大戦後の世界 合計20点 第二次世界大戦後の世界 合計16点
大問7 19世紀後半~20世紀後半の世界 合計6点 19世紀後半~20世紀後半の世界 合計6点

 

目指すは14問正解!難易度は高校の教科書レベル

世界史の1問あたりの配点は3〜4点です。10〜14問正解を目指せば、合格ラインの40点を突破することができるでしょう。高校の教科書の内容を理解していれば解ける問題がほとんどですが、中には教科書には載っていない事件や出来事などが出題されることも。常識の範囲内で解けるものではありますが、40点を目指すのであればここは切り捨てて高校の教科書の内容に集中していいでしょう。

 

2.「世界史」の6つの出題傾向と対策

 

平成27年度から出題傾向にやや変化が

世界史A・世界史B共に、出題頻度が高いのが、ヨーロッパ史、アジア史、第二次世界大戦以降の現代史です。全体の傾向としては、古代史や、これまで特に比重の高かったヨーロッパ史からの出題が若干減り、アジア史からの出題が増加しています。平成27年度を境に、出題パターンや傾向が変わってきているように見られます。世界史の問題は、数学や国語のように大問ごとに単元を区切って出題されるわけではありません。リード文や示された写真、資料をもとにあらゆる時代・地域についての知識を問われますから、色々な出題パターンに慣れておく必要があるでしょう。

以下では実際の過去問題を見ながら、6つの出題傾向とその対策について述べていきます。

 

【1】写真や資料をもとにした問題が基本

世界史の問題では、ほとんどの問題に写真や資料が添付されています。オーソドックスなのが下図のようなパターン。前文と資料のあとに、下線部や資料の内容について問われる問題が続きます。下図の問題では、まずイギリス産業革命についての文章や資料が示され、それにもとづいた内容の問題が出題されています。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

問1では、18世紀後半のイギリスとインドの関係について問われています。まず、①の「東インド会社の設立」は1600年ですから、18世紀後半という下線部の内容と異なります。②のユグノー戦争は、16世紀後半に起こったフランスの内乱ですから、これも誤りです。④の英印円卓会議は1930~32年のこと。よって、答えは③の「プラッシーの戦いに勝利した」であるとわかります。プラッシーの戦いは、1757年に起こったイギリス東インド会社とフランス東インド会社の戦いです。この戦いに勝利したイギリスは、インド貿易の利益を独占するようになりました。

問2は、イギリスの産業革命に関する法律についての問題です。資料1・2には、炭坑や工場で働く子どもの過酷な労働環境について書かれていますね。児童の長時間労働をなくすために労働時間に制限を設けたのが④の「工場法」です。①「審査法」は、国教徒以外の公職就任を禁止する法律、②「航海法」は国内の商工業を保護するための法律、③「穀物法」は穀物価格を統制する法律で、いずれも19世紀前半に廃止されました。

しかし、前文の内容とは全く異なる問題が出題される場合もありますから要注意。
下図は、平成26年度第一回の問題です。前文は「中国の印刷術の起源」について述べられたものですが、問1ではそれとは全く関係のない、「中国の19世紀前半の銀の流出」に関する問題が出題されています。

 

(平成26年度第一回世界史A試験問題より)

(平成26年度第一回世界史A試験問題より)

「19世紀前半」と「銀の流出」というワードから、1840年のアヘン戦争を思い浮かべることが出来れば答えは簡単ですね。④のアヘンが正解です。18世紀、イギリスは中国(清)から大量の茶を輸入し、その代金として銀を支払っていました。次第に貿易赤字となっていったイギリスが銀の代わりに用意したのが、インドから輸入したアヘンです。これが国内に広まり、中国ではアヘンの密輸入が急増。アヘンの代価である茶が足りなくなると、今度は大量の銀が流出するようになりました。それを阻止するため中国はアヘン貿易を禁止。この動きに反発したイギリスがアヘン戦争を起こしたのです。

平成27年度、平成28年度の問題ではここまで顕著な例は見られませんでしたが、今後も前文と全く関係ない問題が出題される可能性は大いにあるでしょう。時間のロスをなくすためにも、先に設問文に目を通してから前文を読むのがオススメです。

 

 【2】「先生と生徒の会話」から展開される問題が急増

平成27年度以降増えているのが、先生と生徒の会話と資料をもとに展開される問題です。前文で示されるよりも文章が容易でわかりやすく、世界史に苦手意識がある人も取り組みやすくなったのではないでしょうか。以下は、平成28年度の問題です。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

会話文の問題は長文であることが多く、そのぶん読むのに時間が取られてしまう難点も。上でも触れましたが、きちんと読むのはまず設問文を確認してから。そうすることで、会話文の必要な部分とそうでない部分を取捨選択しながら読み進めることができます。

 

【3】特定のテーマから読み解く横断的な問題も

会話文と同様に平成27年度から増えているのが、下図のような問題です。生徒が特定の課題について調べまとめた文章と写真が示され、それをもとにした問題が出題されます。平成27年度では「世界遺産」、平成28年度では「20世紀前半の会談」をテーマにした問題が出題されました。

(平成27年度第一回世界史A試験問題より)

(平成27年度第一回世界史A試験問題より)

答えは、①の「ソ連でペレストロイカが始まった」です。ペレストロイカは、ソ連の最高指導者ゴルバチョフが1980年代後半から始めた政治や経済の諸改革のこと。②の「トラファルガーの海戦」は、1805年にフランスとスペインの連合艦隊がイギリス海軍に大敗した海戦です。③の「同時多発テロ」が起こったのは2001年の9月11日ですね。④の「サファヴィー朝」とはイランに成立したイスラーム王朝のことで、時代は16~18世紀。具体的な年号がわからなくても、それぞれの出来事が起こった大まかな時代がわかれば答えを導き出すことができるでしょう。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

1938年に行われた「ミュンヘン会談」についての問題です。この時期、第一次世界大戦への反省から、ヨーロッパでは「あらゆる戦争に対して無条件に反対する」という平和主義が台頭していました。イギリスやフランスがとったとされる「宥和政策」も、ナチス=ドイツに対し譲歩することで、戦争を避けようとするものです。よって、正解は①の「妥協点を探り、国家の衝突を避けようとする政策」であるとわかります。ちなみに②は18世紀以降にロシアが取った南下政策、③は1970年代末から中国がとった改革・開放政策、④はアメリカの黒人差別の撤廃を目指す政策です。

これらの問題では、それぞれ文章の下線部や空欄について問われるものが多く、それほど難易度の高い問題は出題されません。ヨーロッパ史やアジア史など、歴史を地域ごとに捉えることも重要ですが、この問題では、テーマや時期で区切るなど、世界史の横断的な理解が問われるでしょう。

 

【4】日本史と関連付けた問題も増加

最近の傾向として多く見られるのが、世界史と日本史とを関連付けた問題です。

以下は、平成27・28年度に出題された「島根県の岩見銀山と16世紀ごろの銀の流通について」や、「慶長遣欧使節や江戸幕府のキリスト教弾圧について」の問題です。他にも「大黒屋光太夫と日露外交について」、「長崎の出島について」など、平成27年度以降、日本と世界史を融合させた問題が多くなっています。いずれも常識レベルの問題ですが、もしわからない場合はあまり悩まずに次の問題へと進むのがベストです。

(平成27年度第一回世界史A試験問題より)

(平成27年度第一回世界史A試験問題より)

問1ではアメリカ大陸の15世紀のようすについて問われています。南アメリカ大陸では、インカ帝国が15~16世紀にかけて栄え、1533年にスペイン人のピサロによって滅ぼされました。よって答えは①の「インカ帝国が栄えていた」となります。②のキング牧師が公民権運動を行ったのはもっと後の1950~60年代ごろ。③のアレクサンドロス大王の東方遠征は紀元前の出来事ですね。④のピザンツ帝国はローマ帝国の東側に位置した国家ですから、アメリカ大陸の出来事ではないとわかります。

問2では、日本の銀山について問われています。「中国地方」「世界遺産」というワードから、この銀山は「石見銀山」であることがわかるでしょう。中国では明の時代(16世紀後半)に、税を銀で収める「一条鞭法」が施行されました。これにより銀需要が高まり、大量の銀が中国へと流入したのです。よって、答えは③であるとわかります。ちなみに「両税法」とは「一条鞭法」が用いられる前の税制で、夏と秋の二回税を徴収される制度です。このあたりの歴史の流れがわかっていると、簡単に答えが導き出せるでしょう。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

問4では、17世紀ごろのメキシコのようすについて問われています。①のムスリム商人が来航したのは、8世紀~の中国南部。③は「ハングル」というワードからも推測できるように、15世紀の朝鮮王朝の出来事です。また、④のジズヤ(人頭税)が廃止されたのは、16世紀のムガル帝国(インドを支配したイスラーム国)。いずれもメキシコの出来事ではありませんから、答えは②となります。15世紀~16世紀前半までアステカ王国が栄えていたメキシコは、16世紀にスペインに征服され、その後大量の銀が持ち出されました。

問5は、江戸幕府の禁教令と貿易についての問題です。鎖国時代に日本が貿易を行っていた国は、オランダと中国です。よって答えは④のオランダですね。17世紀前半、江戸幕府はキリスト教の禁止を徹底するために、旧教国であるポルトガルやスペインの来航を禁止しましたが、「積極的に布教活動を行わない」と約束した新教国であるオランダとの貿易は、長崎の出島に限定して継続したのです。

 

【5】グラフや表を読み解く変化球問題も

一見、世界史の問題には見えませんが、下図のようなグラフや表を読み解く問題も増えています。

もしも下図のような問題が出たら、それはラッキー問題と言っていいかもしれません。グラフや表さえ読み解ければ、答えの絞り込みは簡単。特に平成28年度に出題された「イタリアの人口指標」を扱った問題では、簡単な計算さえできれば答えを導くことができ、世界史の知識が無くても解ける内容になっています。

(平成27年度第一回世界史A試験問題より)

(平成27年度第一回世界史A試験問題より)

グラフでは、ヨーロッパの小麦の価格変動を示していますね。1600年と1650年を比較すると、南ヨーロッパと西ヨーロッパの位置が逆転していることがわかります。西ヨーロッパが南ヨーロッパを上回っていますから、答えは③か④のどちらかに絞られますね。この現象の背景には、ヨーロッパの商業の中心が地中海から大西洋沿岸へと移った「商業革命」があります。インド航路の開拓によってアジア貿易の幹線が大西洋、インド洋に移ったことで、イタリアや南ドイツの諸都市が衰退し、ポルトガルが台頭しました。よって、答えは③の組み合わせであるとわかります。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

それぞれの出生数と死亡数が、「人口千人あたり」の値になっていることに注目しましょう。総人口を比べると1981年は1881年の約2倍ですから、出生数、死亡数も同様に2倍して比べる必要がありますね。これを踏まえると、1981年の出生数は約22.0人、死亡数は約19.2人となるため、どちらも減少していることがわかります。よって、答えは①の「出生数・死亡数ともに減少した」となります。

 

【6】画像選択問題も増加傾向

4枚の写真や図から正しいものひとつを選択するという問題も、近年増加傾向にあります。特に平成28年度第一回の世界史Aでは同様の問題が5問も出題されました。選択肢の写真にはそれぞれ名前や名称も提示されますから、写真だけを暗記しておかなくてはならないといったことはありません。中には明らかに時代や国の異なる選択肢が紛れていることも。実際に平成28年度に出題された問題をいくつか解いてみましょう。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

紀元前1世紀に地中海沿岸地域を統一したのは、④のオクタウィアヌスです。①のマンサ=ムーサは13~15世紀に南アフリカで栄えたマリ王国の王で、1324年のメッカ巡礼や、その大金持ちぶりでも知られる人物です。②のアレクサンドロス大王といえば、紀元前4世紀に大帝国を支配したマケドニア王ですね。有名な人物ですからここはきちんと押さえておきましょう。③のインノケンティウス3世は、12~13世紀、ローマ教皇が全盛を極めていた時代の教皇です。教皇冠をかぶっていることからも、彼が聖職者であるとわかるでしょう。人物図の場合、服装にもヒントが隠されている場合が多くあります。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

永楽帝の命で遠征した人物と言えば「鄭和の大航海」として知られる②の鄭和です。①の孔子は紀元前6~5世紀に活躍した思想家で、国語の漢文でもなじみの深い人物ですね。③の蔡倫は、漢の時代に製紙法を開発した人物。④の玄奘は、服装から仏法僧であることがわかりますね。7世紀にインドから仏教の経典を持ち帰った人物として有名です。

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

(平成28年度第一回世界史A試験問題より)

建造物に関する画像問題です。①のタージ=マハルはムガル帝国時代に建てられた霊廟で、インドの有名な建物ですね。②のヴェルサイユ宮殿は、17世紀に建てられたルイ王朝の宮殿ですから、場所はフランスです。④の円明園は18世紀に建てられた中国の建造物。漢字名であることからも、これは明らかに違うとわかりますね。③のサン=ピエトロ大聖堂は、4世紀に建てられ、16~17世紀に大規模改築が行われたカトリック教会の総本山です。場所はローマ市内にあるバチカン市国の南東端に位置しています。選択肢を見る限り、ローマにある建造物は③のみですから、答えは③のサン=ピエトロ大聖堂となります。

 歴史の勉強をしていると年号や人物名などの用語にとらわれがちですが、教科書に載っている写真や資料にも気を配るようにしてみましょう。言葉のみで覚えるよりもイメージしやすく、暗記にも効果的ですよ。写真を見たら関連する地域や時代がパッと思い浮かぶのが理想的です。

 

3.「世界史」を攻略する三つのポイント

 

【その一】横断的に世界の歴史を捉える

近年の世界史では、特定のテーマで歴史を切り取ったり、日本の歴史と絡めたりするなど、より多角的・横断的な問題が増えています。地域や時代で区切って勉強するのではなく、「フランス革命があった年、アジアではこんな出来事があった」など、それぞれの関連性や時代背景を意識しながら歴史の流れを捉えていきましょう。

とはいえ教科書や参考書を使って勉強していると、どうしても縦割りの知識ばかりになってしまうもの。そういったときは、小説や映画、クイズ番組などで理解を深めるのもいいかもしれません。

 

【その二】年号よりも歴史の流れをつかもう

高卒認定試験では、年号をズバリ答えなくてはならない問題はまず見られません。ほとんどが〇年代、×世紀といった書き方で、はっきりとした年号はリード文や設問文の中に出てくる程度。「歴史と言えば年号暗記!」と考える人も多いと思いますが、重要なのは「〇年代はどんな時代だったか」「第一次世界大戦のあと世界はどうなったか」などといった大きな歴史の流れ。細かい年号を覚える必要はありません。

 

【その三】写真や地図と関連付けて覚えよう

上でも述べましたが、膨大な量の歴史を覚える上で効果的なのは、関連のある写真や資料画像と共に暗記することです。また、それがどこで起こったことなのか、その時代の地図を覚えておくのもポイント。位置関係を把握するだけで、理解がぐんと深まります。世界史といえども地理の基本知識は必要です。世界の主要都市の場所なども頭に入れておくようにしましょう。

 

まとめ

高卒認定試験の地歴公民の中で、避けて通れないのが世界史です。苦手な人には気が重いかもしれませんが、グローバル化が進む中、世界史の知識が求められることは必然の流れなのかもしれません。歴史の面白いところは、そこに“ストーリー”があること。例えば三国志などは映画やマンガの題材にも頻繁に取り上げられていますよね。まずは身近なコンテンツから世界史に興味を持ってみるのもいいでしょう。

 
 

【参考記事】高卒認定試験の過去問の傾向と対策一覧

自分に合った通信制高校・サポート校を探そう!

資料請求はカンタン&無料!
自分にぴったりの通信制高校・サポート校を見つけよう!