中央国際高校がフェリス女学院大学と高大連携協定を締結、生徒の進学支援を強化
広域通信制高校「中央国際高等学校」が、神奈川県横浜市に本拠を置く「フェリス女学院大学」と高大連携協定を締結しました。

通信制高校生の進学とキャリア形成を後押しする新たな取り組みが始動
2025年年7月11日(金)、千葉県夷隅郡御宿町に本校を構える広域通信制高校「中央国際高等学校」が、神奈川県横浜市に本拠を置く「フェリス女学院大学」と高大連携協定を締結しました。締結式はフェリス女学院大学にて行われ、両校関係者が出席のもと、進学支援と教育連携に関する協定が正式に結ばれました。
高大連携とは?通信制高校生にとっての意味
「高大連携」とは、高校と大学が連携して教育活動や進学支援を行う制度のことです。大学の講義体験、オープンキャンパスの優先参加、進路ガイダンスの共同実施などを通して、生徒が早い段階で大学の学びに触れ、進学後の姿を具体的にイメージできるようになるのが大きなメリットです。
本協定は、通信制高校生にとって進学や将来設計をより身近に、より現実的に感じられるようにするための取り組みであり、両校が相互の教育資源を活用して、生徒一人ひとりの「学び」と「進路」を支援していくことを目的としています。
通信制高校の生徒は、学びの自由度が高い反面、「進学への情報が届きにくい」「実際に大学に触れる機会が少ない」といった課題も抱えています。こうした課題に対して、今回の中央国際高校とフェリス女学院大学の提携は、大学進学という目標をより現実的に引き寄せる新たな一歩になると期待されます。
通信制高校生の“その先”を応援する一歩
中央国際高校とフェリス女学院大学による高大連携協定は、通信制高校生に新たな希望と現実的な進路の選択肢を提供する、非常に意義ある取り組みです。大学進学という目標がより身近になり、またその過程で自己理解や社会理解を深める機会も得られることでしょう。
このような取り組みにより、生徒は進学へのモチベーションを高め、自らのキャリアを具体的に描くことができるようになります。
今後、こうした高大連携の動きが全国に広がっていくことが、通信制高校のさらなる発展と、生徒の未来に多様な道を開いていくカギとなりそうです。
中央国際高等学校とは?
本校は千葉県夷隅郡御宿町に位置し、全国から生徒を受け入れられる広域対応の通信制高校として、柔軟で多様な学びを提供しています。
同校では、生徒一人ひとりの個性や目標に合わせた学習指導を重視しており、レポート提出・スクーリング・試験によって単位を取得する仕組みに加えて、進学・就職・資格取得に向けたキャリア教育も強化されています。
校長の大屋雅由氏は「生徒が多面的に成長できるような環境を整え、自信を持って未来に進めるよう支援すること」を学校のミッションに掲げています。







