未来の先生に見て欲しい!「不登校ゼロ」を目指す小学校の取組みを描いた映画「みんなの学校」
「文化庁芸術大賞」など数々の賞に輝いたドキュメンタリー映画「みんなの学校」を全国の教育系大学で上映するためのクラウドファンディングがスタート。
2013年に公開された映画「みんなの学校」は、「不登校ゼロ」を目指し、「障害」や「問題」などさまざまな特徴を抱えた子どもたちが同じ普通教室で学ぶ取組みを行なってきた大阪市立大空小学校に、1年間密着したドキュメンタリー。木村泰子校長(当時)をはじめ、教職員や地域の人たちがとのあたたかい交流を通して子どもたちが成長して行く姿は静かな感動を呼び、「文化庁芸術大賞 テレビ・ドキュメンタリー部門 大賞」「日本民間放送連盟賞 優秀賞」など数々の賞に輝いた。2015年春に上映が終了した後も、全国の有志により、今もなお自主上映会が絶えない状況が続いている。
そんな「みんなの学校」を「将来、教員を目指す学生に見て欲しい」という願いから、全国の教育系の大学で上映会を実施するためのクラウドファンディングがスタートした。
本プロジェクトの起案者:
株式会社クリックネット 代表 丸山剛氏からのメッセージ
大空小の教育こそ、今日本で求められる教育だと深く共感し、この映画のような「みんなの学校」が日本に一つでも増えればと強く願い、2つの大学で上映会に協賛するとともに、大空小の教育を解説した「不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力」(木村泰子/出口汪共著、 水王舎)の企画・構成を担当しました。
さらに、「未来の教員」となる大学生が映画「みんなの学校」を観て、教育について改めて考える機会を持っていただけるよう、1校でも多くの教育系大学で無料上映会を実現したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。
映画「みんなの学校」には、仕事として教育に携わる方だけではなく、子育てに悩む保護者や、人間関係に苦しむすべての人にとって、多くのヒントが散りばめられています。大学生の多くは将来父となり母となります。その前に、就職も控えています。そのため、大学の上映会で大学生に観てもらう意義はとても大きいと思っています。ぜひ、皆様のご支援をお願いいたします。
目次
プロジェクト概要
1)プロジェクトURL
https://a-port.asahi.com/projects/minna-movie/
2)プロジェクトタイトル
違いを受け入れ、学び合う「みんなの学校」上映会を全国の教育系大学で開催したい
3)目標金額及び用途
180万円、5大学分の上映料90万円、リターンとして提供する書籍購入費(24万円)、移動交通費、講演料(20万円)、送料その他経費(10万円)、手数料(36万円)
4)募集期間及びプロジェクト実施時期
募集期間 : 2016年11月8日~2017年2月28日
実施時期 : 2017年4月以降順次
5)プロジェクト内容
「不登校ゼロ」を目指し、「障害」や「問題」などを抱えた子どもたちも一緒の教室で学ぶ大阪市立大空小学校。この実践を追い、多くの感動を呼んだドキュメンタリー映画「みんなの学校」を、誇りと志を持って教員を目指す学生たちに届けるため、全国の教育系大学で無料上映会を開催するためのクラウドファンディング。
6)起案者プロフィール
株式会社クリックネット代表取締役。ライターとして教育、キャリア分野を中心に、取材・執筆を行う傍ら、社会貢献活動の一環として、学生・社会人の学びの場「まなび創生ラボ」、食育の場「東日本橋SHOKUTAKU」、対話によるコミュニケーションの場「銀座哲学カフェ」を主宰。2016年4月より、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科に在籍し、ソーシャルデザインを学ぶ。
関連リンク
- 映画「みんなの学校」HP http://minna-movie.com/
- 木村泰子氏 紹介 http://www.asahi.com/articles/DA3S12571739.html(朝日新聞be フロントランナー)
- 株式会社クリックネット http://www.clicknet.jp/
予告編動画(YouTubeより)