中央高等学院 2023年度(令和5年度)卒業式

中央高等学院(本校:東京都武蔵野市)と、その提携校である中央国際高等学校の卒業証書授与式が、2024年3月5日に京王プラザホテル(東京都新宿区)で執り行われました。共に学んだ1201名が、晴れやかな笑顔で旅立ちの日を迎えました。

5年ぶりとなる6校舎合同の卒業式

去る3月5日、中央高等学院とその提携校である中央国際高等学校の卒業証書授与式が、東京都新宿区の京王プラザホテルで行われました。コロナの影響もあり、吉祥寺本校・池袋校・渋谷原宿校・横浜校・千葉校・さいたま校の6校舎合同で卒業式が開催されるのは、2019年以来となります。総勢1201名の卒業生、そして保護者の方々が一堂に会しました。

将来を担う若者たちへ向けての式辞と祝辞

卒業証書授与が終わると、中央国際高校の大屋雅由校長からの式辞です。

大屋校長は「中央国際高校は本年度開校10周年を迎えました。卒業生の皆さんは、コロナ禍という試練をも乗り越え、高等学校卒業という大きな実を結んでくれました。今日こうして卒業式を迎えられた皆さんの笑顔は格別です」と語りかけました。さらにイギリス人の日本研究家、小泉八雲の話を引き合いに出しながら、「日本には周りの人たちの幸せを喜ぶ文化があります。中央国際高校で培った“あなたの笑顔のために”の精神で、心豊かな社会の担い手となり、良き人生を歩んでいってください」と卒業生へエールを贈りました。

続いて、斉藤守学院長による祝辞です。

学院長は、「これから旅立つ社会は、非常に厳しいものです」と始めます。そして「皆さんが本校の一員として学ばれたこと、苦しかったこと、楽しかったこと、この中央高等学院で過ごした月日そのものが、将来社会で頑張っていく中で皆さんの支えとなってくれることでしょう。ご両親、ご家族、先輩や友人など、いろんな方々に感謝の念を忘れることなく、将来に向かって旅立ってほしい」とエールを贈りました。

その他、来賓の千葉大学・明石要一名誉教授や、御宿町の石田義廣町長からもあたたかい祝辞を賜りました。

在校生の贈る言葉と卒業生代表挨拶

在校生を代表して送辞を述べるのは、横浜校2年のながい君です。

緊張な面持ちで壇上に立つと、「多様な背景を持つ生徒が集まる通信制高校に入学、転学され、その学校生活の中でさまざまな出会いや経験をされたことと思います。思い返せば先輩方は、私たち在校生に優しく分け隔てなく接してくださいました。そして、先輩方の自分自身に向き合う真摯な姿勢に大きな刺激を受けました。先輩方が歩む道の先にはたくさんの困難が待ち受けているかもしれません。しかし、中央高等学院で得たものを糧とし、必ず歩み続けられることを信じています」と卒業生への感謝を述べました。

卒業生代表の言葉を述べるのは、横浜校のなごやさんです。

「今から三年前、新型コロナウイルスによる登校制限の中で始まる高校生活にかすかな不安を抱きつつも、それぞれの校舎に集まった日のことが昨日のことのように思い出されます」と始めると、コロナ禍でのスクーリングの思い出や、進路選択の悩み、かけがえのない同級生との思い出について語りました。そして最後に「“管鮑の交わり”という言葉があるように、高校生活で築き上げてきた友情を大切に、これからも着実に歩みを進めてまいります。学院で培った“できることから始めようよ”の精神を心にとめ、主体的かつ積極的にそれぞれの夢に向かって羽ばたいていきます」と決意を述べました。

卒業式のあとは卒業パーティです。中学校の先生からもあたたかいメッセージがたくさん届きました。思い出話に花を咲かせたり、記念撮影をしたり、たくさんの感動と笑顔に包まれて、令和5年度の卒業式は無事に終了しました。

「中央高等学院」とは

中央高等学院は、45年以上の歴史を持つ中央国際高等学校の指定サポート校です。吉祥寺、池袋、渋谷原宿、横浜、千葉、大宮、名古屋にキャンパスがあります。週1日からの通学で無理なく高校を卒業できる「通信制高校サポートコース」や、大学・短大・医療系専門学校への進学を目指す「大学入試コース」、キャリア教育に力を入れた「ライフサポートコース」など、多彩なコースを設置。レベル別少人数クラスやチーム担任制を導入し、高校生活に不安を抱える生徒一人ひとりをきめ細やかにサポートします。毎週土曜日には「中学生コース」も開講しています。

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