中央高等学院 2017年度(平成29年度)卒業式

去る3月6日(火)、中央高等学院(本校:東京都武蔵野市)と、その提携校である中央国際高等学校の卒業証書・修了証書授与式が、京王プラザホテル(東京都新宿区)で開催されました。共に学んだ1,014名が明るい笑顔で元気に巣立っていきました。

中央高等学院 2017年度(平成29年度)卒業式

 

大勢の人に門出を祝われた1,014名

会場となった京王プラザホテルのコンコードボールルームは、吉祥寺本校、池袋校、渋谷原宿校、横浜校、千葉校で学んだ卒業生および修了生、そしてこの日を迎えるまでお子さんの成長を見守り続けた保護者の方々で埋め尽くされていました。

参加者全員に卒業証書・修了証書を手渡した後、中央国際高等学校の大屋雅由校長は、広い会場を見渡しながら、「今日を迎えるまでには楽しい時ばかりではなく、みなさんそれぞれに辛かったこと悲しかったことがあったでしょう。そうした試練を乗り越え、本当によくがんばりました」と、語りかけました。

そして、「大和魂」という言葉を生み、『源氏物語』の中に記した紫式部の話を引き合いに出しながら、「AIやグローバル化の重要性が叫ばれています。それらが大切であることは言うまでもありません。しかし、社会の進歩が日本の良さを見失うことにならないよう、みなさん一人一人が持っている誠実さや思いやりの心。日本人らしい大和魂を育てていってください」とエールを送りました。

大屋校長に続いて、中央高等学院の斉藤守学院長による祝辞が述べられた後は、生徒たちが、3泊4日のスクーリングで毎年訪れている千葉県御宿町の石田義廣町長の祝辞へと続きます。

石田町長は、御宿町の美しい自然の中で行う農業体験などを通して、「地道に努力することの素晴らしさ」を学んであろう生徒たちに向けて、「これからの人生において決して焦ることなく、地道に努力することによって、必ずみなさんの居場所が見つかり、豊かな人生が開かれることを確信しております」とメッセージを送られました。

進学や就職で、これまでとは違う環境に置かれるのは、期待半分、不安半分というところでしょう。石田町長のメッセージは、そうした生徒一人一人の背中を押すような、あたたかさがありました。

 

世界レベルの卒業生を特別表彰

毎年、中央高等学院では、課外活動などにおいて顕著な実績の残した生徒を特別表彰しています。今年は吉祥寺校を卒業した加藤美優さんと、渋谷原宿校の藤本寛也さんの2人が特別表彰を受けました。

6歳から卓球を始めた加藤さんは、2017年8月15日に開催された卓球のITTFワールドツアー・ブルガリアオープンでベスト4の好成績をおさめ、いまや日本卓球界期待の星です。この日は残念ながら、ワールドツアーのカタールオープンに出席していて欠席でしたが、そのことからも、プロ選手として世界を舞台にがんばっていることが伺えました。

一方の藤本さんは、U-15の頃から日本代表メンバーとして活躍。2017年9月末に開催されたU-18の日本代表メンバーに選出されています。東京ヴェルディに所属し、卒業後はJリーガーとして更なる活躍が期待されています。

試合で全国、あるいは世界を飛び回る2人は、通信制高校に入学し、自分でスケジュールを調整しながら、学生生活を送りました。彼らの活躍は在校生にとって大きな励みになるはずです。

 

アットホームな雰囲気が伝わった送る言葉

在校生からの送る言葉は、千葉校に在籍する小池和さんです。

小池さんは、入学したばかりのときに周囲になじめず、一人でお弁当を食べているときに先輩に声をかけられ、それがきっかけで友達が増えたというエピソードを披露。感謝の言葉を述べるとともに、「先輩方に追いつけるよう、がんばっていきます」と決意を述べました。

そうした在校生の思いに応えるように、千葉校を卒業した金子桂大さんから、卒業生・修了生代表の言葉が述べられました。金子さんは、スクーリングの思い出。さらの進学を目指す仲間と一緒に、励まし合いながら共に勉強した放課後の思い出などを語りました。

卒業式・修了式終了後は、待ちに待った卒業パーティです。思い出話に花を咲かせる生徒たちの笑い声が会場に響く中、楽しい時間はあっという間に過ぎました。

最後に高校生活の3年間を振り返ってもらいました。

「授業が少人数で行われたこともあり、自分の意見などを発表する機会が多く、学んだことを深めるスピードが早かったと思っています。通学する日数は自由ですが、私は学校が楽しかったので、なるべく週5日通っていました。学校にいけば仲間がいます。入学当初から大学進学を目指していたので、放課後にみんなで勉強したり、とてもいい思い出ができました」(千葉校・Kさん)

「学生生活が楽しくなったのは、スクーリングに参加して仲間ができたことがきっかけです。クラスメイトだけでなく、別の学校に通っている仲間とも知り合いになれて、良かったと思っています。先生方は、いつも親身になって相談に乗ってくださいました。結果として、大学に進学でき本当に良かったと思っています」(千葉校・Gさん)

 

「中央高等学院」とは

中央高等学院は、広域通信制高校・中央国際高等学校の指定サポート校です。

自分のペースで、無理なく学びながら、進級から卒業後の進路まですべてのサポートが受けられる「通信制高校サポートコース」や、大学・短大・専門学校への高い合格率を誇る「大学入試コース」など、個々の目的や夢に向けて選べる様々なコースを用意しています。進学だけでなく、なりたい自分に一歩でも早く近づくための就職など、幅広い選択肢が持てるのは、通信制高校サポート校として、30年以上の実績と経験を誇る中央高等学院だからこそです。

 

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