うつ病でも安心して通える通信制高校

10代の若者の間でも年々増えている「うつ病」。「学校に行くのがつらい」「不登校で悩んでいる」という人は、通信制高校も視野に入れてみてはいかがでしょうか。このページでは10代がかかるうつ病の特徴と、うつ病でも安心して通える通信制高校について解説しています。

うつ病でも安心して通える通信制高校

10代の「うつ病」の特徴

 

これってうつ病?こんな症状がある人は要注意

うつ病とは、気持ちが落ち込んだり、無気力になったり、わけもなくイライラしたり…、そんな「うつ状態」が続く心の病気のことです。かつては、仕事や人間関係に疲れた大人がかかるものといったイメージがありましたが、今は10代の中高生でもうつ病にかかる人が増えています。以下の項目は、10代のうつ病によく見られる症状です。

 

<ココロの状態>

□ わけもなくイライラする
□ 憂鬱な気分が続く
□ やる気がでない
□ 集中力が続かない
□ 何をしてもつまらない
□ 学校に行きたくない

<カラダの状態>

□ 朝起きるのがつらい
□ 夜なかなか眠れない
□ 食欲がない
□ 体が常に怠い

 

特に、今まで楽しかったこと(部活や趣味、好きだったテレビ番組など)が急につまらなく感じるようになったら注意が必要です。とはいえ、やる気がでなかったり、気分が落ち込んだりということは誰にでもあることですよね。目安として、これらの症状が2週間以上続いた場合は、「うつ病かも?」と疑ってみましょう。また、なかには頭痛や腹痛など、体の不具合として症状が出る人もいるようです。原因不明の頭痛や下痢が長期間続くようなら、こちらもうつ病を疑ってみた方がいいかもしれません。

 

10〜20代の若者の間で増えている「新型うつ病」とは?

近年、従来の“何事に対してもやる気がでない”うつ病とは異なり、“やりたくないことをするときだけ体調が悪くなる”という「新型うつ病」が10代~20代の間で増えています。例えば、「学校に行こうとすると具合が悪くなるが、休みの日は元気になる」というのが典型的な新型うつ病の特徴。新型うつ病の主な症状は以下のとおりです。

 

<ココロの状態>

□ 気分の浮き沈みが激しい
□ 些細なことで落ち込む
□ 夜になると悲しくなる
□ 他人のせいにすることが多い

<カラダの状態>

□ 過食である
□ 過眠である
□ 体重が増えた
□ 疲労感が強い

 

この新型うつ病は、「ただの怠け」「仮病」などと誤解されることも多いため、見極めるのが非常に難しい病気でもあります。周りの理解が得られにくいだけに、ますますネガティブになり、症状が悪化してしまうケースも多いようです。

 

10代のうつ病の主な要因とは

一般的にうつ病は、真面目で責任感の強い人が発症しやすく、新型うつ病は、良い子タイプで自己主張が苦手な人がかかりやすいと言われています。とくに10代は進級・進学や就職など、自分を取り巻く環境がめまぐるしく変化する時期でもあります。受験や就職活動などの強いプレッシャーともたたかわなくてはなりません。そういった状況のなかで、環境の変化やプレッシャーに耐えられず、うつ病にかかってしまう人が少なくないのです。また、学校でのいじめが原因でうつ病を発症するケースも多いようです。家族やペットの死、友だちとの別れなどの喪失体験や、親の離婚や虐待などの家庭環境が要因となる場合もあります。

 

早めの対応が大切!再発率、自殺願望が高い10代のうつ病

うつ病になってしまった場合、まずゆっくりと休養をとることが大切です。10代のうつ病の場合、抗うつ薬などの薬が効きにくいという特徴があります。「薬はあまり使いたくない」と考える保護者も多いでしょう。そのため、まわりの環境から変えていくことが重要になります。10代のうつ病は大人に比べて回復は早いのですが、再発率も高いといわれており、自殺願望を抱くケースも少なくなくありません。思春期の頃はよく冗談半分で「死にたい」などと口走ったりしますが、うつ病の場合はこのサインを見逃してはいけません。取り返しのつかない事態になる前に、周囲の大人が目を配り、早めに対応することが肝心です。

 

うつ病の人に通信制高校をすすめたい3つの理由

うつの症状がつらいときは、ゆっくり休養をとることが大切です。しかし、出席日数や授業の遅れも気になりますよね。「学校へは行きたくないけれど、高校は卒業したい…」と悩んでいる人は、通信制高校への入学・転校を考えてみてはいかがでしょうか。通信制高校なら、しっかりと休息をとりつつ、無理なく卒業することが可能です。

 

【オススメの理由1】自分のペースで通学できる

通信制高校の大きな特徴のひとつが「毎日学校に通う必要がない」ということ。これはうつ病の人にとってはとても気が楽ですよね。通信制高校は、自分の生活リズムや心の状態に合わせて通学することができます。年に数日の登校でOKなコースから、週5日コースまで、通学タイプを選べる高校がほとんど。時間割も自由に組むことが出来るため、病院に通いながら学校生活を送ることも可能です。

 

【オススメの理由2】カウンセラーによるサポート体制が整っている

通信制高校に通う生徒の多くが、何らかの心の傷を負っています。そんな生徒たちの心のケアをするため、通信制高校の多くにはスクールカウンセラーが配置されています。教員全員がカウンセラーの研修を受け、資格を取得しているという高校も少なくありません。ソーシャルワーカーや特別支援教育コーディネーターなどを配置している学校も多く、メンタル面でのサポート体制の手厚さは、全日制高校と比べても歴然です。

 

【オススメの理由3】留年がないから安心して休める

通信制高校は「単位制」の場合がほとんど。全日制高校は出席日数や単位数が足りないと留年してしまいますが、単位制の場合は、最終学年までに単位を取得すれば卒業することができます。留年がないため「出席日数が足りていないのでは…」と追いつめられることもありませんし、「つらいと感じたときはゆっくり休養し、回復してきたらまた頑張る」といった具合に、自分のペースで勉強することができるのも良い点でしょう。

 

うつ病でも安心して通える通信制高校・サポート校一覧

 

飛鳥未来高等学校

学校法人三幸学園 飛鳥未来高等学校飛鳥未来高等学校は、授業時間帯であれば、いつ登校しても、いつ帰ってもOKという自由な校風が人気です。登校を強制されないので、うつ病の人でもプレッシャーなく通うことができます。集団生活に不安がある場合は、週に1日の登校からスタートし、慣れてきたら登校日を増やしていくことも可能。カウンセラーによる悩み相談も受け付けており、友人との人間関係、バイトのこと、生活の事、さまざまなことを相談することができます。

飛鳥未来高等学校について詳しくはこちら

中央高等学院

中央高等学院中央高等学院では担任制度をとっており、担任が一人ひとりの様子を見ながら細やかなサポートを行っています。また、教師全員が常勤のため、毎日同じ顔触れが揃っているのも生徒にとっては心強いでしょう。友だち作りが得意でない生徒には、教師が友だちを紹介し、友だち作りの手助けをする場合もあります(もちろん強制はしません)。担任のほかにも専門の心理カウンセラーが常駐しており、生徒の悩みにじっくり向き合います。

中央高等学院について詳しくはこちら

 

代々木高等学校

代々木高等学校の最大の特徴は「ステップアップシステム」。〈なかなか家から出られない〉〈近所なら出られる〉〈なんとか学校までならいける〉など、生徒の状態に合わせてコースを設定・変更することができます。また、うつ病の人には気が重いスクーリングも、メディア学習(視聴覚授業)を受ければ大幅免除が可能。カウンセラーの有資格者や経験豊富なスタッフが多く、きめ細やかなサポートを行っています。

 

トライ式高等学院

トライ式高等学院では、不登校や引きこもりで悩む生徒の自宅に講師が直接赴き、メンタルサポートを行っています。実際に、多くの生徒が引きこもりから抜け出し、「在宅型」から「通学型」への切り替えに成功しています。学校に通えるようになったあとも、友だち作りやソーシャルスキルの習得を継続的にサポート。また、学力UPが生徒自身のやる気や自信を取り戻すきっかけになると考え、マンツーマンの完全個別指導を実施。将来に対するポジティブな気持ちを引き出し、育てます。

 

KTCおおぞら高等学院

KTCおおぞら高等学院が取り入れているのが「マイティーチャー制度」。これは、学校側が担任を決めるのではなく、生徒自身が担任を選ぶことができるというもの。「やっぱり相性が合わないかも…」という時は先生を変更することも可能です。また、KTCおおぞら高等学院では全スタッフがメンタルサポート研修を受けており、学校でのできごとからプライベートな相談まで、生徒の心のケアを行っています。

 

まとめ

うつ病になってしまうと、物事を前向きに捉えることができず、すべてに対し自信をなくしてしまいますよね。そんな心を回復させるには、周囲の理解と優しさ、そして休息が必要です。通信制高校は全日制高校に比べて精神的負担も少なく、うつ病や不登校生に対する理解もあります。ストレスの少ない環境に身を置きながら、自分のペースで高校卒業を目指すことができるのです。まずはきちんと休み、焦らずにできることから少しずつ取り組んでみましょう。

 
 

<まわりに相談する大人がいないひとへ>

自分がうつ病かもしれないと感じたら、早めに専門医に相談するのがいちばんです。とはいえ、病院に行くのは少しハードルが高いと感じる人も多いでしょう。また、周囲に相談できる大人がいなかったり、まわりに迷惑をかけたくない・プライドが邪魔して言い出せないという場合もあります。そんな時は、無料の相談窓口を利用してみましょう。

厚生労働省により各都道府県に設置が定められている「精神保健福祉センター」は、匿名での電話相談が可能です。「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)にかければ、自分の所在地にある相談窓口に接続してくれます。(一社)社会的包摂サポートセンターの「よりそいホットライン」(0120-279-338)は24時間受付OK。夜中に目が覚めたり、眠れなくてつらい時などに心の支えになってくれるかもしれません。地域の保健センターでも匿名での電話相談を受け付けていますから、利用してみましょう。

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