「ここは夢を語れる場所」。原宿AIA高等学院で広がった生徒の可能性
原宿AIA高等学院に通う1年生・あきひろさんへのインタビューをもとに、入学のきっかけや学校生活の変化を紹介します。不登校を経験したからこそ見えてきた学びの価値と、夢を否定されない環境の魅力を伝えます。

目次
不登校を経験し、進路に悩んだ中学生時代
原宿AIA高等学院に通うあきひろさんは、現在高校1年生。中学生の頃、学校生活や部活動、人間関係などが重なり、次第に学校に通えなくなりました。中学とは別に、サッカーのクラブチームに所属し、夜遅くまで練習に励く日々が続く中で、心身の負担が大きくなっていったといいます。
当時は約1年半にわたり不登校の状態が続き、半年ほどは自宅で過ごす時間が中心でした。家ではインターネットを見ることが多く、次第に気持ちが重くなっていったと振り返ります。その一方で、保護者は無理に登校を促すことはせず、普段通りに接してくれたことが支えになっていたそうです。
通信制高校を選んだ理由
進路を考える中で、当初は全日制高校の進学するつもりでしたが、校則や決められた枠に縛られる感覚に違和感を覚え、自分には合わないと感じたとあきひろさんは言います。髪型や行動が細かく制限される環境よりも、自分の考えを尊重してくれる学びの場を探すようになりました。
通信制高校やサポート校をいくつも見学する中で、原宿AIA高等学院と出会います。決め手となったのは、説明会で先生が個別に話を聞き、丁寧に気遣ってくれたことでした。「ここなら安心して通えそうだと感じました」と、当時の印象を語ってくれました。
原宿AIA高等学院での学校生活
原宿AIA高等学院に入学したのは、高校1年生の4月です。現在は週に3日ほど登校し、それ以外の日は自分の活動や学びに時間を使っています。登校日以外も無理に課題を課されることはなく、自分で考えて行動する時間が確保されています。
学院では、少人数制の落ち着いた環境の中で学習が進められています。分からないことがあればすぐに先生に相談でき、理解度に合わせて学べる点が大きな安心につながっているそうです。
先生との関係が生む安心感
あきひろさんが特に魅力に感じているのは、先生との距離の近さです。学習面だけでなく、将来のことや日々の悩みについても、否定せずに耳を傾けてくれる姿勢が印象的だといいます。
「話をきちんと聞いてくれる大人が身近にいることが、すごく心強いです」と語るあきひろさん。安心して話せる相手がいることで、少しずつ前向きな気持ちが育まれていきました。

課外活動から見つけた学びの価値
原宿AIA高等学院では、学外での活動にも積極的に取り組む生徒が多くいます。あきひろさんもその一人で、不登校家庭を支える「見守りサービス」の立ち上げや、通信制高校・サポート校の価値をテーマにした論文執筆に挑戦しています。
あきひろさんが立ち上げた見守りサービス「そばサポあきひろ」(不登校離職問題解決プロジェクト)は、自身が不登校を経験したことから、「同じような悩みを抱える家庭や子どもたちを支えたい」という思いから始まりました。
「不登校離職」とは、子どもが不登校になると、保護者が仕事との両立が困難になり退職・休職せざるを得なくなる状況です。背景には、子どものケア、送り迎え、付き添い登校などの精神的・身体的負担があり、約4〜5人に1人の保護者が経験するというデータもあり、深刻な社会課題となっています。
具体的には、不登校の子どもがいる家庭を訪問し、保護者が不在時に保護者に代わり「子どもの見守り」を行います。一緒に遊んだり、お話ししたり、あるいはただ近くで寄り添うだけであったり。不登校や離職の悩みを抱える家庭を対象に、生活面や気持ちの面でサポートを行うサービスです。
まだ利用者は募集段階で、これから広く届けていく段階ですが、すでに大学生や社会人とつながりを持ち、相談や対話のフィードバックを得ながら運営していきたいと考えています。
こうした活動の中で、「ウェルビーイング」という考え方に出会ったことが、大きな転機となりました。人が安心して生きるために何が必要かを考える中で、将来は政治の分野から社会を良くしたいという目標も明確になっていったといいます。
夢を否定されない環境
原宿AIA高等学院で過ごす中で、あきひろさんが最も「入学してよかった」と感じている点は、夢を語っても否定されないことです。将来、政治家になりたいという思いを口にしても、周囲から馬鹿にされることはありません。
「いいね」「応援するよ」と自然に声をかけてもらえる環境があり、安心して自分の考えを表現できています。この雰囲気が、生徒同士の信頼関係や前向きな挑戦につながっているようです。
通信制高校を検討している中学生・保護者の方へのメッセージ
最後に、進路に悩む中学生や保護者の方へ、あきひろさんはこう話します。「学校がつらいと感じている人にこそ、知ってほしい場所です。無理をしなくていいと言ってもらえるだけで、気持ちは大きく変わります」
原宿AIA高等学院は、生徒一人ひとりの背景を理解し、学びと心の両面から支える環境が整っています。安心できる居場所を求めるご家庭にとって、有力な選択肢の一つといえるでしょう。
原宿AIA高等学院とは
原宿AIA高等学院は、AOIKE高等学校のサポート校として、生徒一人ひとりの状況や思いに寄り添った学習・生活支援を行っています。少人数制の落ち着いた環境の中で、学習の遅れや不安を丁寧にフォローしながら、高校卒業を目指します。先生との距離が近く、夢や将来についても安心して相談できる体制が特長です。







