「自分を大切にする学び」を発信する通信制高校サポート校・原宿AIA高等学院
原宿AIA高等学院は、「自分を大切にする」ことを出発点に、生徒一人ひとりの興味や挑戦を支えるサポート校です。福田校長の想いと実践から、通信制高校ならではの新しい学びの形と魅力を紹介します。

目次
原宿AIA高等学院が目指す、新しい学びのかたち
教育現場で感じた違和感が、原点になった
AOIKE高等学校のサポート校として、東京・原宿にキャンパスを構える原宿AIA高等学院。開校からまだ数年ながら、生徒主体のプロジェクトや海外体験、進路実績など、独自の取り組みで注目を集めています。その背景には、校長・福田健志朗先生自身の教育現場での経験と、「通信制高校のイメージを変えたい」という強い想いがありました。
福田先生はこれまで、公立中学校、海外の日本人学校、通信制高校など、さまざまな教育現場で教員として勤務してきました。その中で強く心に残っているのが、海外勤務時代に出会った、起立性調節障害のある生徒の姿だったといいます。
出席日数が足りず、「もう通信制高校しか行けない」と肩を落とす生徒。その言葉には、本人だけでなく、保護者や周囲の大人たちが抱いていた“通信制=消極的な選択”というイメージが色濃く表れていました。
「通信に行くことが、下を向く理由になってしまっている。それを変えたい」
この経験が、原宿AIA高等学院を立ち上げる大きなきっかけの一つとなりました。
通信制だからこそできる、自由で面白い学び
もう一つの原点は、前職で通信制高校に関わった際の気づきです。通信制でありながら、実際の授業内容は全日制高校と大きく変わらず、集団授業中心のカリキュラムが組まれていました。
「せっかく自由度の高い仕組みがあるのに、もっと可能性を広げられるはず」。
その思いから、原宿AIA高等学院では、生徒一人ひとりの興味や関心を起点にした学びを重視しています。

「I(アイ)をしようよ」に込めた想い
原宿AIA高等学院の象徴ともいえるメッセージが、「I(アイ)をしようよ」。
これは「自分を大切にしよう」「自分の好きなことを愛そう」という意味が込められた言葉です。教育方針の中でこの価値観を軸に据えることで、福田先生が目指す学校像が少しずつ形になっていきました。
まず大切にしているのは、すべての生徒が「自分を肯定できるようになること」。
そのうえで、次の段階として「誰かの役に立つ存在=ヒーロー」になることを目指します。不登校支援や地域活動、社会への発信など、生徒の行動そのものが学びにつながっています。
生徒発信で進むプロジェクト型学習
原宿AIA高等学院の学びの大きな特徴が、生徒発信型のプロジェクト学習(PBL)です。あらかじめ用意された課題に取り組むのではなく、「何が好き?」「何に興味がある?」という対話からプロジェクトが生まれます。
子ども食堂の運営、署名活動、海外での挑戦など、テーマは生徒によってさまざま。時間割を組んで授業として取り組む生徒もいれば、日常の会話の中から自然にプロジェクトへ発展するケースもあります。こうした環境が、生徒の「やってみたい」という気持ちを後押ししています。
不登校経験を力に変える成長のプロセス
在籍する生徒の約9割は、不登校の経験を持っています。入学当初はオンライン中心だった生徒が、徐々に登校頻度を増やし、やがて外部へ発信する活動に挑戦する例も少なくありません。
「元気になるスピードは人それぞれ。でも、確実に前を向けるようになる」。それが福田先生の実感です。
海外体験を“特別なもの”にしない仕組み
原宿AIA高等学院では、海外体験も重視しています。フィリピンを中心に、学園が現地法人や寮、語学学校を運営しているため、費用を抑えながら柔軟な留学が可能です。
必ずしも全員が同じ形で参加する必要はなく、それぞれの状況に合わせた「海外に触れる経験」を大切にしています。
進路実績と、その先にあるもの
総合型選抜を中心に、大学進学実績も着実に積み重なっています。直近の年度では、倍率のある大学を含め、合格率100%を達成。
ただし、進学だけがゴールではありません。就職や海外進学など、生徒自身が「行きたい」と思える進路を選ぶことを大切にしています。
教育の「事例」として、社会へ広がる挑戦
原宿AIA高等学院は、校内にとどまらず、公立学校との連携や探究学習の支援などにも取り組んでいます。
「個別最適な学び」をどう実現するか。その一つの事例として、経験やノウハウを社会に共有していくことも、今後の目標です。
原宿AIA高等学院とは

原宿AIA高等学院は、AOIKE高等学校のサポート校として、一人ひとりの個性や興味を大切にした学びを提供しています。不登校経験のある生徒も多く在籍し、「自分を大切にする」ことを土台に、生徒主体のプロジェクト学習や海外体験を通して成長を支援しています。進学・就職など多様な進路に対応し、自分らしい未来を描ける環境が整っています。







