中央高等学院 さいたま校で不登校の悩みに寄り添う進路相談セミナーを11月8日に開催
不登校の悩みを抱える家庭を支援するため、中央高等学院さいたま校で進路相談セミナーを開催。教育学者・保坂亨先生の講演や体験談を通して、子どもの再スタートを応援します。

目次
専門家と体験者が語る「再スタートのための学び」
通信制高校サポート校の中央高等学院(運営:株式会社ディー・エヌ・ケー)は、2025年11月8日(土)にさいたま校(大宮駅から徒歩2分)で、不登校生とその家族を対象とした「進路相談セミナー」を開催します。
本セミナーは、子どもの「行き渋り」や「不登校」という課題に向き合う家庭を支援することを目的とし、教育心理学の専門家による講演や、不登校を経験した生徒の体験談を通して、より深い理解と支援の在り方を考える機会を提供します。
不登校の現状と課題を“多角的に”考える
文部科学省の調査によると、近年、不登校の児童生徒数は増加傾向にあり、社会全体での理解と支援の必要性が高まっています。
中央高等学院では、学び直しを希望する中学生・高校生の支援を続けるなかで、「不登校をどう受け止めるか」「再び学びに向かうきっかけをどう作るか」といった保護者からの相談が年々増えているといいます。
今回のセミナーでは、こうした声に応える形で、教育現場と家庭の双方から不登校を見つめる内容となっています。
教育学者・保坂亨先生による特別講演
当日は、千葉大学名誉教授で教育学者の保坂亨先生が登壇。
講演テーマは「学校を休むことは悪いことは誤解かもしれない」。
保坂先生は長年にわたり不登校や発達特性のある子どもへの支援を研究しており、講演では「休むこと」そのものを否定せず、子どもが安心して自分のペースで再び学びと向き合うための考え方を伝えます。
「不登校の背景には、怠けや甘えではなく、環境や人間関係の不適合など多様な要因がある。まずは“休んでいる自分を肯定する”ことが、次の一歩につながる」と話します。
不登校経験者によるリアルな体験談も
セミナーでは、不登校を経験した現役高校生や大学生による体験談発表も行われます。
自分の過去を乗り越え、今は通信制高校や大学で前向きに学んでいる彼らの声は、同じ悩みを抱える家庭にとって大きな励ましとなるはずです。
「親にどう支えられたことが嬉しかったか」「再び学び始めたきっかけは何だったのか」など、実体験に基づいたエピソードを通じて、不登校支援の現実をリアルに伝えます。
保護者・教育関係者のための理解と交流の場に
本セミナーは、不登校のお子さんを持つ保護者だけでなく、教育関係者や支援者の方々にも開かれた学びの場です。
登壇者との質疑応答の時間も設けられ、日々の悩みを共有したり、今後の支援のヒントを得ることができます。
中央高等学院さいたま校では、こうしたセミナーを通じて「学校に行けなくても、学びを止めない」「再スタートできる環境がある」というメッセージを発信しています。
セミナー概要
タイトル:不登校生と家族のための進路相談セミナー
日時:2025年11月8日(土)13:00~15:00
会場:中央高等学院 さいたま校(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-1-6)
※各線「大宮駅」西口より徒歩2分
講師:千葉大学名誉教授・教育心理学者 保坂 亨 先生
対象:保護者、教育関係者、不登校支援に関心のある方
定員:先着100名(参加無料)
申込:電話(048-650-1155)でも申し込み可能。
「中央高等学院」とは

中央高等学院は、創立46年の歴史を持つ通信制高校サポート校です。
中学生から高校生までを対象に、学習支援だけでなく、生活・メンタルケア・進路指導を含めたトータルサポートを行っています。
大学進学率は70%を超え、吉祥寺・池袋・原宿・横浜・千葉・大宮・名古屋・福岡・熊本・鹿児島にキャンパスを展開。不登校や中途退学など、進路に悩む生徒たちが再び学びのステージに立てるよう支援を続けています。







