沖縄中央高等学校、2025年10月に宮古島市に開校
2025年10月1日、沖縄県宮古島市に新しい通信制高校「沖縄中央高等学校」が誕生しました。設置するのは、2013年から千葉県御宿町で「中央国際高等学校」を運営してきた学校法人中央国際学園です。宮古島市に初めて開校する通信制高校として、地域と深く連携した教育を展開しながら、生徒一人ひとりの個性を伸ばし、社会で生き抜く力を育んでいきます。

目次
学校法人中央国際学園の歩みと理念
中央国際学園は「社会で生き抜く力を身につける」を教育理念に掲げています。生徒一人ひとりの個性を尊重し、学びを通じて社会で活躍できる人材の育成を目指してきました。
千葉県御宿町にある中央国際高校では、毎年延べ5,000人以上の生徒が参加する集中スクーリングを実施。海と山に囲まれた環境を活かし、地元の協力を得ながら農業体験や漁業体験といった実践的な学びを行っています。
これまで培ってきた「地域連携」「体験型授業」のノウハウを宮古島市でも発揮し、島ならではの豊かな自然や文化を取り入れた教育を展開していきます。
沖縄県宮古島市に誕生する初の通信制高校
沖縄中央高等学校は、宮古島市伊良部地区の旧伊良部高等学校の跡地を活用しています。長年地域に親しまれた学び舎を再び教育の場として活用することで、地域に開かれた新しい拠点となることを目指しています。
農業や漁業といった一次産業の現場を学ぶ「実践的キャリア教育」は本校の大きな特色です。人手不足や後継者不足といった地域課題に触れながら、生徒たちは社会の一員として学びを深めます。学校はまた、地域の人々にとっても憩いの場となることを願っています。
地域と連携した体験型授業
本校の特色のひとつが「地域と共に学ぶ体験型授業」です。宮古島市は美しい海や豊かな自然に恵まれているだけでなく、農業や漁業の伝統を持つ地域です。生徒たちは、地元で活躍する農家や漁師の方々から直接指導を受け、一次産業の現場を体験します。
こうした取り組みは単なる授業にとどまらず、「実践的キャリア教育」として位置づけられています。社会の課題や地域の魅力を肌で感じることで、自分の将来を考えるきっかけを得られるのです。さらに学校は、学びの場であると同時に「地域の憩いの場」としての役割も果たすことを目指しており、地域に開かれた教育活動を推進していきます。

写真左:斉藤 守理事長、同右:宮古島市 嘉数 登市長
校長は宮古島出身の教育者
初代校長に就任するのは宮古島出身の宮国幸夫先生です。市内の中学校や高校で校長を歴任した経験を持ち、地元教育への理解が深い人物です。地元に根差した教育方針のもと、地域と生徒をつなぐ架け橋となることが期待されています。
全国から集中スクーリングに集う生徒たち
沖縄中央高等学校は広域通信制の高校です。全国32の提携キャンパスと連携し、宮古島市の校舎を集中スクーリングの会場として活用。約5,000人の生徒が訪れることを見込んでいます。
宮古島市でのスクーリングでは、農業・漁業体験をはじめ、島の魅力を体感できる多彩なプログラムを予定。自然や地域の人々と触れ合う経験は、学びの幅を広げ、進路や将来を考える大きなきっかけとなります。


盛大に行われた開校式
2025年10月1日、沖縄中央高校の体育館で開校式が行われました。式典には嘉数登宮古島市長や今井絵理子参議院議員をはじめ、県や市の教育関係者、地元住民が多数出席しました。
司会を務めたのは宮古島観光大使のお笑いタレント・千原ジュニアさん。テープカットや鏡開きのほか、エイサー演舞や三線ライブが披露され、最後は全員でカチャーシを踊って盛り上がりました。地域に根差した学校としての船出を象徴する式典となりました。
また、中央国際学園の学習支援施設のスクールアドバイザーの鈴木おさむさん(放送作家)、同じく中央国際学園の学習支援施設の名誉学院長の北澤豪さん(元サッカー日本代表)らも祝辞を寄せ、新たな学び舎の誕生を祝いました。

学校概要
学校名:沖縄中央高等学校
所在地:沖縄県宮古島市伊良部字前里添1079-1(旧伊良部高校跡地)
校長:宮国幸夫
開校日:2025年10月1日
課程:単位制・通信制課程(広域)
学科:普通科







