通信制高校サポート校の「トライ式高等学院」 とPlaruが産学連携第2弾を始動
トライ式高等学院がAI旅行アプリ「Plaru」と連携。観光DXをテーマに、地域活性化に挑む学生プロジェクトを開始しました。

目次
観光DXと地域振興をテーマにした学生プロジェクトがスタート
通信制高校サポート校として注目を集める「トライ式高等学院」は、AI旅行計画アプリ「Plaru(ぷらる)」を手がける株式会社Plaru(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:大崎雄也)と産学連携プロジェクト第2弾を開始しました。本取り組みは、AI技術を活用して観光業のデジタル化と地域振興を同時に目指す実践的な教育プロジェクトです。
「観光」をテーマにした実践的学習が進化
今回の連携は、2025年4月14日から6月30日まで、「トライ式高等学院」の池袋校を拠点として展開されます。参加するのは池袋校と新宿校に通う生徒たち。彼らはAI旅行アプリ「Plaru」の機能を活用しながら、旅行プランの立案や観光資源の発掘、地域プロモーションの企画などに挑戦します。
第1弾の産学連携では、2025年1月から3月にかけてアプリの機能改善に関する企画提案が中心でした。第2弾となる今回は、フィールドワークを通じた現地調査やインタビュー活動も取り入れ、より実践的な「観光DX(デジタルトランスフォーメーション)」の学びが実現します。

AI旅行アプリ「Plaru(ぷらる)」とは?
プロジェクトの核となる「Plaru(ぷらる)」は、旅行者が出発地や目的地、好みやスケジュールを入力するだけで、AIが最適な旅行プランを自動で作成してくれるアプリです。観光マップやスポットランキング、ルートのカスタマイズ機能などを備えており、旅行の計画をより効率的かつ楽しくする新しいツールとして注目されています。
Plaru社はこのアプリを通じて、旅行者の周遊促進を促し、観光地の滞在時間や消費の増加を図ることで、地域経済の活性化につなげることを目指しています。
地域振興と観光業の未来を担う高校生たち
本プロジェクトでは、地域に根差した課題を発見し、その解決に向けた企画や提案を生徒たち自身が考え、実行に移していきます。具体的には、観光地での魅力発信に向けたプロモーション企画や、観光客の行動傾向に基づいたルート設計などに取り組みます。
こうした活動を通じて、生徒たちは以下のような力を養うことが期待されています。
- AIやIT技術を活用するスキル
- 地域課題の分析と解決力
- 観光やサービスに関する実務的な知識
- チームでの企画立案・プレゼンテーション能力
学びを社会につなぐ、「トライ式高等学院」の挑戦
「トライ式高等学院」は、全国の通信制高校生に向けた学習支援やキャリア教育を実践しているサポート校です。大学進学から就職まで幅広い進路に対応し、生徒一人ひとりの個性や将来像に合わせた柔軟な指導を行っています。
今回の産学連携は、学びを社会に直結させるリアルな経験の場となるとともに、生徒たちが「自分の可能性を広げる」貴重な機会となっています。
今後の展望
Plaru社は今後も地方自治体や観光団体との連携を強化し、観光業のデジタル化を推進していく方針です。一方、トライ式高等学院も、企業や自治体と協働したプロジェクト型学習(PBL)を通じて、生徒たちの社会的な視野や実践力の育成に取り組んでいきます。
地域を元気にする新たな力として、高校生たちのアイデアと行動力に注目が集まっています。
「トライ式高等学院」とは

トライ式高等学院は、家庭教師のトライで培った個別指導のノウハウを活かした、通信制高校サポート校です。全国にキャンパスを展開し、生徒一人ひとりに寄り添った学習支援を行っています。高校卒業資格の取得を目指すだけでなく、大学進学や専門学校、就職など幅広い進路に対応。学習面だけでなく、メンタルサポートやキャリア教育にも力を入れており、自分らしい未来を描ける環境を整えています。