ルネサンス高校グループで「Robloxプログラミング授業」を開始 ~eスポーツコースの授業カリキュラムとして採用~
ブロードメディア株式会社(本社:東京都港区)は、エデュケーショナル・デザイン株式会社(静岡県静岡市)と提携し、2022年4月より、ゲーミングプラットフォームの「Roblox(ロブロックス)」を教材にアレンジした「Robloxプログラミング授業」を、ルネサンス高校グループ eスポーツコースで開始しました。
目次
Robloxプログラミングが、eスポーツコースの授業で学べる!
Robloxプログラミング授業は、まずはルネサンス大阪高等学校(梅田・なんばeスポーツキャンパス)およびルネサンス豊田高等学校(名古屋栄・博多キャンパス)で導入され、その他の学校・キャンパス、ルネ中等部についても順次導入していく予定です。
Robloxプログラミングとは
世界中のZ世代を熱狂させている「Roblox」は、2006年にリリースされ、2022年時点のユーザー登録数は2億人以上と飛躍的に伸びているゲーミングプラットフォームです。日本でも小・中・高校生を中心に認知度が非常に高まってきています。ユーザーは、Roblox内の多種多様なゲームをオンラインでプレイできるだけではなく、自身でオリジナルゲームを開発し、世界中のユーザーにプレイしてもらうことも可能です。欧米ではすでに「Roblox」が教育現場でも活用されており、日本ではエデュケーショナル・デザイン株式会社がRobloxを活用したプログラミング教育カリキュラムを日本で初めて開発し、(※エデュケーショナル・デザイン株式会社調べ)、Roblox社認定の公式エデュケーターとして日本で唯一認められています。
初級者から上級者まで段階的に学べるカリキュラム
「Robloxプログラミング授業」は、生徒が興味を持ちやすいゲームというエンタメ性のある題材を用いて、プログラミング学習に対する抵抗をなくすところからはじめ、教養としてのテクノロジー理解のレベルを高められるようにカリキュラムを組んでいます。学習を通じてコミュニケーション能力や継続力、社会性を育んでいけるよう、エデュケーショナル・デザイン株式会社のEdTechのノウハウを活かして、ルネサンス高校グループオリジナルのプログラミング学習カリキュラムが企画されました。
初級者から上級者まで対応できるよう、ビジュアルプログラミングからテキストコーディングへと段階的にステップアップでき、無理なく学習できるカリキュラムです。まずは「Scratch」によるプログラミング入門編で、ICTリテラシーとともに、デジタル教育の基礎を理解します。その後、自分のスマートフォンで動作可能なアプリ制作に取り組んでいくとともに、プログラミング学習経験者は「Roblox」を使用したテキストコーディングで、本格的な3Dゲームの制作を学んでいきます。
「Roblox」の空間でプログラムを学び、自身で作った作品を発表
ルネサンス高校グループでは「多様性」を大事にしていることから、プログラミングといういわば正解のない自由な世界で生徒の想像力を豊かに発揮していけるようなプログラミング学習カリキュラムを準備しています。独自のポータルサイト内に生徒一人ひとりがアクセスし、作品をアップロードすることが可能です。また、学習管理のできる画面も生徒一人ずつに完備し、制作した作品を自己管理する能力も身につけてることができます。さらにコミュニティー機能で生徒同士のコラボレーションを実現したり、作った作品を共有したりすることが可能です。共有することで他者へ伝える力を養うと同時に、他の生徒の作品に触れることによって、新たな気づきや発見の場となり、モチベーションの維持向上にも寄与します。そのサイト内で校内展示会やオンラインでの発表会等を行い、評価表彰の場としても活用されていく予定です。
ルネサンス高校グループのeスポーツコースについて
2018年4月に日本初の高等学校によるeスポーツコースを、ルネサンス大阪高等学校で開講。初年度から大きな反響があり、翌2019年4月に梅田eスポーツキャンパスに拡大移転しました。その後も定員を越える応募があり、新宿代々木キャンパス、横浜キャンパス、名古屋栄キャンパス、なんばeスポーツキャンパス、博多キャンパスと拠点を拡大し、2022年4月時点で全国6拠点においてeスポーツコースを提供しています。
eスポーツコースの目的は「ゲームを通して社会性を身につける」ことです。論理的思考、問題解決力、英語、メンタル&コミュニケーションなどゲーム以外の授業にも力を入れていることが大きな特徴です。eスポーツを通して将来の夢を描くことを楽しみ、目標に向かって進む力を身につけることができます。