ゴールフリー高等学院を運営する株式会社成基が京都府綾部市と連携し、不登校児童生徒支援のための「メタバース教育支援センター」を開設

株式会社成基は、2026年5月に京都府綾部市と連携し、不登校児童生徒を支援するための「複数自治体による共同利用型メタバース教育支援センター」を開設します。このセンターは、メタバース空間を活用し、学校に通いづらさを抱えるお子さんたちに安心できる居場所と学びの機会を提供します。

不登校児童生徒の増加と新たな支援の必要性

文部科学省の調査では、小・中学校における不登校児童生徒数が5年間で約2倍に急増し、過去最多を更新していることが示されています。このような状況を受け、自治体には、従来の教育支援センターだけでは支援が届きにくい児童生徒に対して、多様な学びや居場所を提供することが求められています。

株式会社成基はこれまで、京都市などの自治体と連携し、メタバースを活用した不登校支援事業を実施してきました。この取り組みにより、オンライン空間だからこそ参加できたという児童生徒や、最終的にリアルイベントへの参加や学校への再登校につながった事例も多く生まれています。

「共同利用型 綾部市メタバース教育支援センター」の主な特徴

この取り組みは、メタバース空間を活用し、学校に通いづらさを抱える児童生徒が自宅などから安心して参加できる「居場所」と「学びの機会」を提供するものです。オンライン上でのコミュニケーションや学習支援を通じて、社会的自立や学校復帰、次の進路選択につながる支援を目指しています。

自宅から安心して参加できる居場所

児童生徒は、自宅などからアバターを用いてメタバース空間へ参加できます。顔出し不要で匿名性を活かしながら、自分のペースで他者と関わることが可能です。

オンラインでの学習・交流支援

スタッフによる声かけやコミュニケーション支援に加え、学習活動や探究活動、交流イベントなども実施される予定です。

リアルな支援機関との連携

オンライン上での関わりだけでなく、必要に応じて教育支援センターや学校、地域の支援機関との連携を図り、リアルな支援へとつなげます。

地域を越えた共同利用型モデル

単独の自治体では構築が難しいオンライン支援体制を、共同利用型とすることで持続可能な形で運営し、地域格差の少ない支援体制の構築を目指しています。

今後の展望

株式会社成基は、この取り組みを通じて、地域や家庭環境に左右されず、誰もが学びや他者とのつながりを持つことができる支援モデルの構築を目指しています。今後は、綾部市との実践で得られた知見をもとに、他自治体との連携や広域的な展開も視野に入れながら、持続可能な不登校支援モデルの社会実装を進めていくとしています。

株式会社成基 代表取締役 佐々木雄紀氏のコメント

株式会社成基の代表取締役である佐々木雄紀氏は、「教育機関の役割そのものが問われる時代に入っており、不登校の増加、孤立、地域格差など、子どもたちを取り巻く課題は複雑化している」と述べています。その上で、「総合教育機関からソーシャルカンパニーへの進化を掲げ、教育を通じて社会課題の解決に挑戦している」とし、今回の綾部市との取り組みは「子どもたちが再び社会との接点を持ち、自分らしく他者とつながり、未来への希望を取り戻していく“最初の入口”を地域社会としてどう支えるかという挑戦である」と語っています。

真剣な表情で話を聞く男性

株式会社成基 概要

株式会社成基は、1962年創業の総合教育企業です。学習塾事業をはじめ、幼児教育、大学受験支援、療育支援、オンライン教育など、多様な教育事業を展開しています。近年では、不登校支援領域にも注力しており、オンラインフリースクール「シンガク」や、自治体と連携したメタバース型教育支援事業を推進。通信制高校提携校である「ゴールフリー高等学院」も運営しています。「人の可能性をひらく」を理念に、子どもたち一人ひとりに応じた新しい学びの形を創出している企業です。

 

ゴールフリー高等学院 概要

通信制高校とサポート校の両方を兼ねた「通信制高校提携校」です。そのため、本校や協力校に行くことなく所属のキャンパスに通うことで高校卒業資格を取得することが可能です。また、運営しているのは個別教育のパイオニアであるゴールフリーなので、塾や予備校なしで大学や専門学校に進学することができます。高校卒業も、進学も目指したいあなたに最適な環境です。滋賀県と京都府にキャンパスがあります。

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