目指せ“学生起業家”！起業に力を入れている通信制高校・サポート校
働き方の多様化が進む今。「好きなことをして働きたい」「社会に貢献したい」「自分の力を試したい」など、起業を志す10～20代が増えています。このページでは、起業に力を入れている通信制高校・サポート校について紹介していきます。
目次
今、起業したい若者が増えている！
今、1990年代後半に生まれたいわゆる「Ｚ世代」と呼ばれる若者たちの起業が増えています。2023年冬に行われた「イマドキ高校生の最新!将来の夢調査」では、起業家・社長はエンジニアに次ぐ第８位にランクイン。若者のあこがれの職業として認知され始めているといっていいでしょう。
《将来なりたい職業は?》
1位 会社員・OL
※「渋谷トレンドリサーチ」将来の夢に関するトレンド調査（https://www.i-n-g.co.jp/）より
2位 インフルエンサー・YouTuber
3位 公務員
4位 美容師・ヘアメイクアーティスト
5位 CA・パイロット
6位 俳優・タレント・アーティスト・モデル
7位 エンジニア・プログラマー・IT系
8位 映画・映像・番組制作
8位 起業家・社長
8位 芸能マネージャー
8位 調理師・パティシエ
8位 編集・記者
8位 ホテリエ・ホテルマン・ホテルウーマン
自分らしく働きたい！起業は新たな選択肢のひとつ
ワークライフバランスの浸透により、一昔前に比べて日本人の働き方もずいぶんと変わりました。また、コロナ禍でリモートワークが進むなど、より自分らしい働き方を選べる時代にもなってきましたね。
そんな社会にいち早く順応し、柔軟な発想で働き方にさらなるイノベーションを起こすのが今の若者たちです。「自分らしく働きたい」「やりたいことを仕事にしたい」そんな思いから、起業家を志す若者が増えています。また、SDGsの広がりから、「社会貢献への手段」として起業を選択する人も。ネットやSNSなど、自分の考えを世界に発信できるプラットフォームがあることも、若い世代にとっては大きなメリットと言えるでしょう。
通信制高校でも、学生の起業サポートに力を入れている学校が増えてきています。中には在学中に自分の会社を起ち上げる人も。「起業してみたい！」「アイデアはあるけど、どうすればいいかわからない…」というキミは、学生起業家を目指してみるのもいいかも！
起業に力を入れている通信制高校・サポート校
原宿AIA高等学院
原宿AIA高等学院は、2023年4月に渋谷原宿に開校した通信制高校サポート校です。“全員起業”がコンセプトの大学情報経営イノベーション専門職大学（iU）と連携し、起業家育成に力を入れています。第一線で活躍する起業家の客員講師や、先輩の高校生起業家からのアドバイスを受けながら、起業のノウハウを学ぶことができます。
(エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)
ID学園高等学校
ID学園高等学校は、創立130年の歴史を誇る郁文館夢学園が2020年4月に開校した通信制高校です。「起業・ビジネスコース」は、ビジネスアイデアを策定するコンテストへのエントリーを通じて、実際に起業やビジネスを体験するなど、実践的な授業が魅力。起業家・経営者による講義を通して、アントレプレナーシップ（起業家精神）を養います。
(エリア:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・長野県 ほか全国から入学可能)
N高/S高
学校法人角川ドワンゴ学園が運営し、全国にキャンパスを展開するN高等学校、S高等学校（N/S高）。「起業部」では、ビジネスモデル構築や事業計画書の作成など、特別顧問らによる実践的な指導を受けられます。2022年には生徒が設立した「株式会社 OZORA」が法人登記され、起業部生徒による会社の法人登記はこれで 8 社目。年間最大1,000万円の起業支援金で、生徒の活動を支援しています。
無花果高等学園
無花果高等学園は、岡山にある明誠高等高校（通信制課程）の通信制サポート校です。学生の起業にも力を入れており、実際に起業を経験した身近な先輩と一緒に、初歩から実務までを学ぶことができます。生徒の在学中の起業をサポートする「起業特化型特待生制度」！
渋谷女子インターナショナルスクール
2023年4月開校の渋谷女子インターナショナルスクールは、通信制高校と提携し、高校卒業資格取得を目指しながら、起業家・クリエイター・グローバルインフルエンサーを目指すことができる女子校です。校長は、雑誌『egg』を4年ぶりに復活させた元編集長の赤荻瞳氏。英語⼒やインフルエンス⼒、ビジネス企画⼒を培える、独自の授業を展開しています。
