2022年度最新版!大学入試「総合型選抜」で対策すべき4つのポイント

2021年度から始まった大学入試改革。大学入試の試験方式の名称も変わり、従来のAO入試は「総合型選抜」と呼ばれるようになりました。この記事では、新たな「総合型選抜」で対策すべき4つのポイントについて解説しています。

2022年度最新版!大学入試「総合型選抜」で対策すべき4つのポイント

「総合型選抜」について基礎から解説

「総合型選抜」とは?

「総合型選抜」は従来のAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)の新名称。大学が求める学生像(アドミッションポリシー)に合致する人物を選抜する推薦入試制度のことを指します。近年では、私立大学の8割以上がこの「総合型選抜」を実施しています。

※アドミッションポリシーとは?※
アドミッションポリシーの中身は大学や学部によってさまざまです。「どんな力をもっていてほしいか」や、志望分野に関連する特定のスキル(資格や語学検定のスコアなど)を求められることもあります。なかには、抽象的な言葉で書かれていて「どんな人物像なのかよくわらからない…」ということも。高校の先生に相談したり、オープンキャンパスなどで大学の先生に直接質問してみるのもいいかもしれません。

AO入試との違いは?

これまでのAO入試は書類のみでの選抜が可能でしたが、今後は学力評価も課されるように。小論文や学力検査、大学共通テストを活用した評価など、何らかの形での学力評価が必須となりました。

総合型選抜の3つのパターン

<1>選抜型

国公立大学、難関私立大学で実施されていることが多く、長文の自己推薦書や面接、小論文で選抜を行います。対策事項や事前に用意する書類などが多く、受験生への負担も大きい選考方法と言えます。

<2>対話型

私立大学に多いパターンです。複数回の面接やディスカッションを通して選抜を行います。人物評価重視の選考方法です。

<3>体験型

実験やセミナー、模擬授業などへの参加を出願条件とするパターンです。参加後のレポートや課題、面接などによって選抜を行います。

「総合型選抜」で対策すべき4つのポイント

対策1:志望校研究は念入りに!

大学や学部・学科が提示する人物像に適した人物であることをアピールするためには、志望校がどんな人物像を求めているのかをしっかりと把握しておかなくてはなりません。試験の内容も大学によってバラバラなので、志望校に合わせた試験対策が必要になります。

対策2:学力試験対策もきっちりと行おう!

AO入試と聞くと、「勉強はあまりしなくていいんだよね?」と思う人も多いかもしれませんが、上で述べたように学力評価が必須となりました。学校の勉強をおろそかにせず、学力試験の対策を忘れないようにしましょう。

対策3:高校で頑張ったことを今から整理しておこう

「総合型選抜」は基本的に書類選考から始まります。出願するときには、たくさんの書類を提出しなければなりません。部活やボランティア活動など、「いつ」「どのようなことに取り組んだか」、その際に感じたことやエピソードなどをその都度メモしたり整理しておくと、書類作成時に役立ちます。

対策4:最重要!面接対策はぬかりなく!

特に対策しておきたいのが面接です。「総合型選抜」の試験では、必ずと言っていいほど面接があります。面接では志望動機や将来の夢、高校生活で頑張ったこと、自分の長所や短所、社会問題に関する質問など、さまざまなことを聞かれます。高校の担任の先生や進路指導の先生に協力してもらったり、面接指導を行っている塾や予備校を活用して練習を重ねましょう。挨拶の仕方、話し方、座る姿勢、服装など、最低限のマナーについても勉強しておきましょう。

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