「最終学歴・中卒」のデメリットと通信制高校がオススメの理由
現在中学生で「高校には行かなくてもいいかな…」と考えている人や、高校を中退してしまい「もう高校は行きたくない」と感じている人はいませんか?最終学歴が「中卒」になるとどんなデメリットがあるのでしょうか。このページでは中卒のデメリットと対処法について紹介していきます。
目次
「中卒」ってどういうこと?
中卒とは、
◎中学校を卒業したあとどこにも進学していない
◎最後に卒業した学校が中学校である
という状態のことを指します。
つまり、「高校には進学したけれど中退してしまった」→ これは、最後に卒業した学校が中学になるため、最終学歴が中卒になってしまいます。
「中卒」だとどんなデメリットがある?
最終学歴が「中卒」だと、どんなデメリットがあるのでしょうか。
◎求人が少ない
◎給与が低い・昇進しにくい
◎大学や国家資格の受験資格がない
◎周囲から偏見を持たれやすい
◎恋愛や結婚の障害になることがある
などが挙げられるでしょう。
高校は義務教育ではありません。しかし文科省の「学校基本調査」によれば、2021年度の高校への進学率は98.9%。いまや高校進学は悩むまでもない“当たり前のこと”となっているのです。「中卒」のデメリットを考えれば、当然のことかもしれません。
「中卒」にならないために!通信制高校がオススメな理由
「それでもやっぱり高校には行きたくないんだよな…」という人もいるでしょう。「勉強が嫌い」「集団生活が苦手」「経済的に高校に通えない」「自分の夢を追いかけたい」など、いろいろな理由があると思います。
また、いま高校に通っているけれど「高校辞めたいな…」と悩んでいる人もいるでしょう。そんな人たちの進学先・転校先としておすすめしたいのが、通信制高校です。
【オススメの理由1】入試がない学校がほとんど
通信制高校は入試がないところがほとんど。作文や面接のみで入学できる学校が多く、よほどの問題がない限り、不合格になる心配はありません。また、通信制高校には膨大な量の課題等もありません。文部科学省の定めた最低限の高校卒業に必要な科目と内容を学んでいけば卒業ができるようになっています。学校によっては、個別指導を行ったり、中学校の内容から学び直しができるところもあり、「勉強が嫌い」という人でも安心です。
【オススメの理由2】学校に毎日通わなくてもいい
卒業のために絶対に必要な出席は、年に数回のスクーリングとテストのみ。基本的には自分でレポートの勉強を進めていく形になるため、毎日学校に通う必要がありません。中には、スクーリングは年に3日のみという学校も。対人関係にトラウマがある人や集団生活が苦手な人でも、無理せずに卒業を目指すことがきます。
【オススメの理由3】授業料実質ゼロ!?就学支援金制度を活用できる!
通信制高校と聞くと「学費が高いのでは?」と心配になる人もいるでしょう。でも心配はいりません。国が設ける「高等学校等就学支援金制度」を利用すれば、公立・私立、全日制・通信制を問わず高校の授業料の全部または一部を負担(補助)してもらうことができます。
詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
【オススメの理由4】自分のペースで勉強できるからバイトや夢に没頭できる!
通信制高校は全日制高校のように毎日同じ時間に登校する必要がありません。好きな時間・好きな場所で学習を進めることができるので、バイトや夢の勉強など、やりたいことにたくさん時間を割くことができます。最近では、アスリートや芸能人の方が、自分の活動と並行して通信制高校に通うというケースも非常に増えています。
最後に…
いかがでしたか?「中卒」でその後の人生を歩むには、多くのデメリットを覚悟しなければなりません。もしもあなたが「高校に行きたくない」と感じているなら、その理由はなんでしょうか?通信制高校なら、あなたのペースに合わせて無理なく「高卒」資格を取得することができます。「高卒」であれば大学受験も可能になりますし、あらゆる資格試験の受験資格も得ることができます。自分の未来を切り拓くためにも、通信制高校を検討してみてはいかがでしょうか。