調理師・パティシエを目指せる通信制高校・サポート校

世界一ミシュランの三ツ星を獲得する食の都、日本。世界トップクラスで活躍する日本人シェフ・パティシエが増える中、料理人は憧れの職業のひとつとなっています。このページでは、調理師やパティシエを目指せる通信制高校について紹介していきます。

調理師・パティシエを目指せる通信制高校・サポート校

世界から注目を集める日本の飲食業界

「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど、世界から注目を集める日本の食文化。農林水産省推計によると、2006年には約2万4000店だった海外の日本食レストランは、2015年には約8万9000店と、3.5倍以上の数に増加しているそう。

さらに日本は、あのミシュランガイドが認定する、いわゆる「三ツ星レストラン」の数が世界一多い国としても知られています。和食はもちろん、イタリアン、フレンチ界でも日本人シェフの活躍は目覚ましく、日本の様々なジャンルの食事を楽しみに、海外から訪れる観光客も少なくありません。

また、そんな背景から、近年では海外進出する日本の飲食店も増えています。人気ラーメン店「博多一風堂」で有名な「力の源カンパニー」は、2008年から海外展開をスタート。今では55の海外支店を持っており、2020には“海外200店舗体制”を目指すとしています。大手ハンバーガー店「モスバーガー」も1991年の台湾進出を皮切りに、現在海外8か国に327店舗を構えています。

もはや、和食のみにとどまらず、飲食業界全体に注目が集まっている日本。味はもちろんのこと、“おもてなし”の精神や、オリジナリティあふれるメニューなど、他国とは一線を画した「日本らしさ」が、世界を魅了しているのです。

 

「料理=クリエイティブ」なイメージで人気職業に

その昔、料理人と言えば、「修業期間が長い」「上下関係が厳しそう」「裏方の仕事」など、厳格なイメージがつきものでした。しかし、現在は「修業こそすべて」「技は見て覚えろ」といった昔気質の風習も、時代に合わせてだいぶ変わってきているよう。

また、世界的なコンテストで賞を受賞したり、テレビや雑誌などの表舞台で活躍するシェフが増えたことで、「料理人は高い技術や豊かな発想力が求められる“クリエイティブな仕事”である」と広く認知されるようになりました。

日本FP協会が全国の小学生を対象に行っている「将来なりたい職業ランキング」によると、女子児童では「パティシエ」が2010年から2014年まで常に上位3位以内にランクインしており、男子児童では「調理師・シェフ」が10位以内の常連に。調理師やパティシエは、子どもの憧れの職業として不動の地位を確立しているようです。

〔将来なりたい職業ランキング〕

男子 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
調理師・シェフ 8位 9位 5位 7位 5位

 

女子 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年
   パティシエ 1位 2位 1位 3位 2位

(日本FP協会「夢をかなえる」作文コンクール 調べ)

調理師・パティシエを目指すメリットとは?

調理師やパティシエという仕事には一体どんなメリットがあるのでしょうか。具体的に見てみましょう。

  • 料理で人を笑顔にできる
  • 手に職をつけることができる
  • 実力社会で自分の力を試せる
  • 将来的に独立できる可能性も

美味しい料理は人を幸せな気持ちにしますよね。「自分の料理でお客様が笑顔になる」、料理人としてこれ以上の喜びはないでしょう。反応がダイレクトに返ってきますから、仕事へのやりがいを常に感じることができる職業でもあります。

また、就職難が叫ばれる今、手に職をつけられる調理師やパティシエの仕事は、比較的就職や転職がしやすいとされています。特に調理師免許を持っている場合は、給与面で優遇される場合もありますし、海外での職業や就労ビザの取得にも有利と言われています。

自分の腕一本で勝負する世界ですから、学歴に関係なく実力を試せるというところもポイントですね。「いつかは自分の店をもつ」といった、大きな夢を持てるのも大きな魅力でしょう。

 

食を扱う仕事と必要な資格

レストランのコックにパン職人、カフェ店員など、食を扱う仕事にも色々あります。また、職業を目指す際に気になるのが必須資格。それぞれに必要な資格と共に、代表的な職業を見ていきましょう。

調理師

国家資格「調理師免許」を有する人のことを調理師と呼びます。レストランやホテル、料亭などの料理に加え、学校の給食や病院の食事などの調理も調理師の仕事です。調理師免許がなくても料理の仕事に就くことは可能ですが、その場合は調理師と名乗ることはできません。先にも述べたように、調理師免許は就職や転職に有利なだけでなく、新たに飲食店を開くときの申請が容易になるという利点も。独立を考える人は取得しておいた方がいいでしょう。

ちなみに「調理師免許」の資格は、中卒や高校在学中でも取得できます。

中卒で取得できる資格については、こちらの記事(中卒からやり直したい!中卒で取れる国家資格・民間資格)でも詳しく解説しています。

パティシエ

意外なことに、パティシエを目指すのに資格は必要ありません。しかし、就職や独立を目指す場合に有効な資格として、国家資格である「製菓衛生師」と「菓子製造技能士」があります。パティシエの他に、チョコレート菓子を専門にする「ショコラティエ」、アイスクリームに特化した「グラシエ」など、さらに専門性の高い仕事もあります。「製菓衛生師」の資格は中卒でも取得可能です。

パン職人

必須資格ではありませんが、パン職人を目指すなら、国家資格「パン製造技能士」は取得しておいた方が賢明です。また、独立開業を考えている場合は「食品衛生責任者資格」が必要。パンの知識をさらに深めたいなら、民間資格の「パンコーディネーター」を取得するのもいいでしょう。

バリスタ、カフェ店員

若い世代に人気があるカフェでの仕事。コーヒーのスペシャリストであるバリスタを名乗るのに必要な国家資格はありませんが、スキルアップを目指すなら「コーヒーマイスター」(SCAJ)や「JBAバリスタライセンス」などの資格があります。ちなみにカフェ開業を目指す場合には「食品衛生責任者資格」が必要になります。

 

調理師・パティシエを目指せる通信制高校・サポート校一覧

調理師・パティシエを目指せる通信制高校・サポート校って?

相生学院高等学校

「調理師コース」では通信制高校のカリキュラムで学びながら、高い就職率を誇る提携する日本調理製菓専門学校で調理の基本を習得します。フランス料理やエスニック料理など各国の料理を作る実習を重ねながら栄養学や食品衛生学など調理師に必要な知識についても学ぶことで、高校在学中の調理師免許の合格を目指します。

調理師免許取得と前後して、現場のプロとして活躍するためのさまざまな実習をこなしていきます。ここで積んだ経験からその後の就職がさらに有利になり、また選択の幅が広がります。卒業生の中には調理師免許取得後にさらに専門的に調理や製菓を学ぶため、提携専門学校に進学する生徒もいます。

「調理師コース」はJR姫路駅から徒歩で通える姫路校にて選択できます。コースの授業は提携の日本調理製菓専門学校を中心に行われており、スクーリングなどに差し支えないようにスケジュールを調整しています。

 

レコールバンタン高等部

レコールバンタン高等部では講師全員をフード業界で活躍するプロで揃え、実習を中心に調理を学びます。個人ごとのカルテやスキルチェック表など細やかなサポート体制があり、アルバイトとして収入もあるインターン制度や業界最先端の技術を学べる業界実践プログラムなども用意され、即戦力として働けるフードクリエイターを育成しています。

「パティシエ学部」ではパティシエになるためのさまざまな技術、知識を学べるカリキュラムが用意されています。中でも「パティシエ・パリ留学本科」ではパリに留学して本場の技術を学び、国内はもちろんパリでの就職することも可能です。「カフェ&バリスタ学部」ではドリンクの調理技術からドリンクの知識、開業の方法まで学ぶことができ、バリスタやオーナーとしてカフェの仕事に携われるようになります。「調理&フードコーディネーター学部」では調理技術だけでなく、スタイリングや商品開発まで幅広く学び、シェフやフードコーディネーターとして活躍できるようになります。

 

鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校ではオプション講座において「製菓コース」を開設し、将来パティシエを目指す生徒達にお菓子作りの楽しさをとともに製菓の技術を基礎から始めてプロの技まで教えています。

埼玉県志木市の志木キャンパスでは週に1回、5名の少人数でパンやケーキを中心にお菓子作りを基礎から学ぶことができます。総菜パンからデコレーションケーキまで幅広いメニューを、計量から仕上げまですべての行程を自分ひとりで行い完成させる技術を身につけます。

大阪府大阪市の大阪あべのNETキャンパスでは月に1回、5名の少人数で提携の施設を利用して和洋さまざまなお菓子作りを学ぶことができます。施設には家庭では見ないような器具が多くあり、新鮮な気持ちでお菓子作りを楽しめます。また、南海難波駅から徒歩5分とアクセスも便利です。

鹿島学園高等学校について詳しくはこちら

 

N高等学校

「マイセレクトコース」では提携校の有名専門校、バンタングループの高等部に通学することでお菓子作りや製パン、カフェでのドリンク作りやその他和洋食の基本について学ぶことができます。

東京は目黒、大阪はなんばにある校舎には本格的な調理ルームはもちろん、製菓、製パンにおいてもプロ並の設備を用意し、それぞれの技術や知識を身につけられます。また、実際に店舗で利用されるエスプレッソマシンを完備したドリンクルームでは現場ですぐに使えるドリンクの提供技術を習得します。

1年間の在学の間はクラス担任から細やかなサポートを受け、学習や進路、人間関係まで相談できます。課程修了後はバンタン高等学院の専攻科に転科し、さらに深い知識や技術を習得できます。在学中には食品衛生責任者やJBAバリスタライセンスなどの資格取得を目指します。

 

八洲学園高等学校

八洲学園高等学校では通信制高校に在学しながら興味のある専門分野を楽しみつつ学ぶことができる「オプション講座」内に「調理実習プログラム」を用意しています。

このプログラムでは週2回、用意されたさまざまな素材を実際に調理することで調理器具の使い方から食材、調味料の知識を基礎から学ぶことができ、料理が苦手な初心者から男女関係なく安心して受講することができます。専門の講師によるきめ細かな指導を毎回受けながら楽しく調理実習に取り組むことで料理の腕前がどんどん上がっていきます。

ここで身につけた調理技術を使って、家族や友人に手料理をふるまえることはもちろん、その後飲食業界への就職や各種専門学校への進学などのきっかけとなるなど卒業後の人生設計において大きなプラスになることが期待できます。

「調理実習プログラム」は現在、JR鳳駅より徒歩で通える大阪府堺市の堺本校にて開設されています。

 

あずさ第一高等学院

千葉県野田市にある野田本校において、「オリジナルコース」内の講座である「クッキングコース」を受講することができます。

ここでは専門の施設、器具を使ってスイーツやパン作りを中心に主な和食や中華料理の調理まで幅広く料理について学んでいきます。授業は実習形式で進められ、料理の楽しさや奥深さ、面白さを実感しながら基本的な調理の技術や知識を習得することができます。

スイーツやパン作りを中心に調理の基礎を学んだ生徒たちは、さらに専門的な知識を身につけ現場で活躍できるパティシエやパン職人になるために調理専門学校に進学したり、スイーツやパン作りの現場で働いたりするなど、自らの夢の実現へと進んでいきます。

授業は週1回、5時限目から7時限目までの3時間がクッキング実習にあてられており、集中してスイーツやパン作りに取り組むことができるのでしっかりとした知識や技術の習得が可能になっています。

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