多様な生徒に生きる場を提供する翔洋学園高等学校の学び

茨城県日立の本校のほか、福島・千葉・新潟などに学習センターを持つ通信制高校・翔洋学園高等学校。学校としての特色ある取組みや千葉学習センターの特徴を、センター長である大橋先生にお伺いしました。

多様な生徒に生きる場を提供する翔洋学園高等学校の学び

30代、60代など多様な生徒も学ぶ千葉学習センター

翔洋学園高等学校・千葉学習センターのセンター長である大橋先生へのインタビュー後編。後編では千葉だけではなく、学校全体としての取組みについてもお伺いします。

(インタビュー前編)「生徒の特性に合わせた授業を」翔洋学園高等学校・千葉学習センターの取組み

 

── ホームページなどを見ていて、翔洋学園には多彩な年齢の生徒さんがいる印象がありましたが。

大橋:そうですね、もちろんいます。19歳、20歳くらいまでは結構いますけど、でも、ほとんどは16〜18歳、一般的な高校生の年齢の生徒ですね。千葉学習センターでいえば、30代以上の生徒も1割に満たないくらいの割合でいますね。60代の方もいますし。

 

── どういうタイプの生徒さんが多いのでしょうか。通信制高校には、不登校などを経験した生徒が多いイメージがありますが。

大橋:翔洋学園の場合は、本当に多種多様だと思いますよ。集団が苦手な生徒。不登校だった生徒。もともと元気が良すぎたり、サボりすぎちゃって全日制高校を留年や退学してしまったという生徒。

ただ、近年、少し変わってきていて、同じ退学でも、人間関係に悩んで自分から退学を決めるというケースや、以前は転校・転入がほとんどでしたけど、最近は先生からの薦めもあって中学校3年生からの新入学も増えてきましたね。

 

── どういうきっかけで入学してくるのでしょうか。

大橋:そうですね。大半は今の高校では卒業が難しいと転学してきます。ほかには中学卒業して高校に進学していなかったという生徒もいますし、1回高校を辞めてしまったけど、半年後、1年後にやっぱり高校卒業はしたいと思い直してまた入学してくる、という生徒もいます。

 

豊かな心を育み、自己肯定感を持てるように

── これまで千葉学習センターの特色を伺ってきましたが、学校全体の特色としては何がありますか?

大橋:インターネットを使ったメディア学習でも、単位修得のためのスクーリングとして認めています。また主要科目では、生徒に合わせてレベル分けされたレポートを用意しています。

 

── なかなか学校に通えない生徒にはメリットが大きいですね。

大橋:そうですね。例えば月・水・金に通学する週3日コース、みたいな制度の学校だったら、この日来れないから次のこの日なら来れるとかっていう融通はたぶん効かないと思うんですよね。翔洋学園では、通学する日数はできるだけ少なく、生徒の負担を軽くしています。

あと、道徳を必修にしています。

 

── 道徳ですか。

大橋:翔洋学園では、昔から「豊かな心を育む指導」をモットーにしています。先ほどお話しした、ホームルームは学校に来る機会なので、その時間は連絡事項を伝達するだけではなくて、豊かな心を育む指導=道徳を必ずやりましょうと、学校全体として取り組んでいます。そこは学校としての特徴ではありますね。

通信制高校は多様な生徒がいる環境なので、まず心の指導が大切だということで、長年にわたりやっている活動なんですよ。

 

── なるほど。あと、「校内芸術展」というのもやられてますね。

大橋:「校内芸術展」はここ3年くらいの取組みですね。美術の部・書道の部・文芸の部に分けて生徒に作品を提出してもらいます。審査も職員全員で行い、最優秀・優秀作品は毎年12月に行なわれる茨城県定時制通信制芸術展に出展しています。

 

── 書道というのも最近では珍しいような…。

大橋:翔洋学園では、芸術科目は書道が必修なんです。

 

── ホームページの写真を見ると、書道経験者かなっていう、上手な作品がありますね。

大橋:そうですね。こういった取組みは多様な生徒の多様な活躍の場をつくろうということで始まりました。入賞した生徒の中には何かで賞状をもらうのが初めてだと言って喜んでいる生徒もいました。こういう成功体験が次につながると思っています。

 

── そうですね。肯定感を得られるというか。

大橋:通信制高校に通う子ほど、そういう自己肯定感を得た経験が少なかったりとか、頑張れる場面が少なかったと思います。たくさん間口を広げて、なるべく今年より来年はうまくなろうとか、向上心を持てるように各学習センターごとにいろいろ企画しています。

我々としては、いろいろな経験や学習を通して、多様な生き方や在り方を知ってもらって、「自分でもいいんだ」「これでいいんだ」と思ってもらうこと、それを通して自己肯定感を持ってもらうことが大事だと思うんですよね。

どんな人であっても社会に出て前向きに取り組んで自分で生きていかなければいけないので、自分のできなさを思い知らされるよりも、やっぱり自己肯定感を持って、頑張ろうと思えた方がいいと思ってます。

ちょっとしたことがきっかけで自信が持てることってあると思います。そんなきっかけが高校時代に持てたらと願っています。自分を信じて、自分に合った場所を探せるようになってもらいたいなと思います。

 

「翔洋学園高等学校」とは

翔洋学園高等学校の特徴は、好きな時に学校に通い、友達と遊んだり、先生と語りあったり、アルバイトをしたり、自由に過ごせるところです。生徒たちが自分を知り、好きなところや良いところを伸ばし、未来への夢や目標を見つけそれを実現する力「明日力」を身に付けられるよう、サポートしています。

スクーリングは宿泊型ではなく、日立本校または各学習センター近くのスクーリング会場で年間60時間程度参加します。

翔洋学園高等学校について詳しくはこちら

 

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