バンタン高等学院2017年度（平成29年度）入学式
4月10日（月）、例年よりも少し遅咲きとなった桜が満開を迎える中、フレッシュな気持ちを胸に集まった新入生約2,200名が、バンタン高等学院（本校：東京都渋谷区）の入学式を迎えました。在校生による歓迎の演出も見どころとなった入学式でした。
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新専攻が増え、ますます活気づくバンタン高等学院
入学式の会場となったのは、年間を通して多数のコンサートが開催されている中野サンプラザです。2,222席を完備する大空間は、新入生と保護者で埋め尽くされ、立ち見が出るほどでした。
バンタン高等学院は、東京と大阪にキャンパスがある通信制高校サポート校です。2017年度（平成29年度）は専門学校含めバンタングループの学校に総勢約3,000名が入学。卒業するまでの数年間、ファッションからヘアメイク、パティシエやバリスタ、そしてゲームやアニメ・イラストなど学ぶジャンルは実にさまざまですが、卒業後にプロになることを目指して、多くの学生たちが共に学んでいきます。
そんな新入生たちに向かって、壇上に上がったバンタン代表取締役社長の石川広己氏は、2020年開催の東京オリンピックでローラースポーツが追加種目となったことでさらに注目されているスケートボード＆デザイン専攻と、農業や物流など幅広い面で活用されることが期待されているドローン＆ロボティクス専攻という新しい専攻ができることに触れながら、期待の言葉を述べました。
「今日からバンタンで楽しい時間を過ごしてもらうことになりますが、みなさんが成長するということはどういうことなのかを話したいと思います。みなさんはバンタンに入学して、プロになるために専門の知識を学べばいいという話だと思っているかもしれませんが、そうではありません。いい成績を取るために学ぶのではなく、みなさんが卒業した後に絶対に食べていける人間力、専門力を学んでいくことが成長するということです。そのために三つの力が必要だと思っています。一つ目は自分と向き合う力。二つ目は人とつながる力。そして三つ目は夢を抱き、未来を切り開いていく力。この三つの力を養っていけるよう、精一杯がんばってください」
バンタンは何かをやりたい、何者かになりたい人のための場所
続いては、ヘアメイクアップアーティストのタカハシチエコ講師から歓迎のあいさつです。
「みなさんはこの学校に何をしに来ましたか？ 小学校に何の目的を持って入学しましたかと聞かれて、ちゃんと目的があった人はいないと思います。けれど、バンタンにはみなさんが何かをやりたくて、何者かになりたくて来たのだと思います。これを目的意識といいます。なんのために私はここに通っているのか、なぜ学んでいるのかをきちんと把握してほしい。ただただ学んでいるではなく、自分たちがやりたくて来ているんだということを忘れないでほしい。よく学生さんから『先生わかりません』と質問を受けますが、わかりませんじゃダメなんです。『こうしたいけれど方法がわからないから教えてください』でしょ。そんなふうに自分で考えながら授業を受けてほしいのです。みなさんがプロになるためのテクニック、ノウハウ、リサーチする方法は私たちが教えます。ここはプロをつくる学校なんです。だからみなさんもプロになるんだと思って過ごしてください」
タカハシ講師がまだ若手だった頃に、大御所の役者さんから言われた言葉に触れながら、プロになるということはどういうことなのかをしっかりと伝えられました。その言葉に新入生のみなさんはしっかりと耳を傾けていました。
ドローンで写真撮影など楽しい演出が盛りだくさん
在校生が制作した学校紹介動画が流れ、ステージに並んだ在校生から、歓迎の言葉が述べられた後は、2017年度から新設されるドローン＆ロボティクス専攻の紹介も兼ねてドローンが登場。静かに飛び上がったかと思えば、上空から会場に向かって集合写真を撮るという、驚きの演出もありました。新入生など会場にいるみなさんは、バンタンの「V」の字をつくり、少しでも映るように高く手を挙げていました。
そうした華やかな歓迎のレセプションに、新入生を代表して、ヴィーナスアカデミー高等部トータルビューティー学科に入学の稲葉優香さん。そして、バンタンゲームアカデミー高等部ゲーム学部キャラクターデザイン総合に入学の吉浦利奈さんが、これから始まる学生生活に向けた意欲で応え、夢を実現すると強く決意表明しました。
そして最後に、こちらも新専攻となるスケートボード＆デザイン専攻から、新入生代表として吉岡賢人さんが登場。さまざまな大会で優秀な成績をおさめている吉岡さん。「これだけの人数を前にすべったことがないので少し緊張した」と話しながらも、ダイナミックなスケーティングを披露しました。スケートボードの練習もさることながら、映像編集やデザインを学ぶことを楽しみにしているという吉岡さん。将来の夢は「海外のプロスケーターは、靴のブランドから自分の名前のついたモデルを出したりしている。自分もスケートボードでセレブになりたい」と語りました。
アーティスティックなプロを育てるバンタン高等学院だからこその華やかで楽しい入学式となりました。
「バンタン高等学院」とは
このジャンルでプロになりたい……そんな夢を叶えるバンタン高等学院では、さまざまな専攻が用意されています。
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◆バンタンデザイン研究所高等部
斬新な発想力で新たな時代のファッションをクリエイションするファッションデザイナーやスタイリストなどを育成するファッション科、独創的で創造力のあるヘアメイクアーティストやヘアスタイリストを育成するヘアメイク科、さまざまなジャンルのプロ講師から学ぶことで、自分の適性を見出し、将来へつなげていく総合科の3コースで、あなたの未来をサポートします。
◆レコールバンタン高等部
「食のチカラでつながりをデザインする高校」、それがレコールバンタン高等部です。授業の80％以上が実習、1人1製品が中心の授業で、業界が求める力を3年間でじっくりと学ぶことができます。菓子、料理、ドリンクづくりの全ての工程を学ぶ密度の高い実習は、少人数制が特徴です。現役プロ講師が、個々のレベルに合わせて指導を行うパティシエ・パリ留学専攻、パティシエ専攻、調理・バリスタ専攻の3コースが選べます。
◆ヴィーナスアカデミー高等部
美に妥協なんかしたくない、という人のための専門校。ヘア、メイク、ネイル、スキンケア、ボディケア、エステ、ファッションなど、幅広い美を身につけることで、美のスペシャリストを育成するのはもちろん、まずは自分自身が美しくなることで自信を備えたプロになることも目指します。3年間の在籍中に20以上の資格を取得する学生も多く、現役で活躍し続けられるプロになるための知識とスキルをじっくりと学べることも特徴です。
◆バンタンゲームアカデミー高等部
高卒資格の取得とあわせ、ゲーム制作専攻、キャラクターデザイン専攻、イラスト・マンガ専攻、アニメ＆ゲーム声優専攻にわかれながら各専門分野のスキルを基礎から実践まで習得し、より早く就職・業界デビューを目指すためのカリキュラムが充実。未経験者でも、即戦力になれるよう現役プロクリエイター講師たちによる実践教育が魅力です。専門技術を習得し、実力次第では10代で業界デビューも夢ではありません。
