バンタン高等学院、文化祭レポート

通信制高校サポート校、バンタン高等学院の文化祭であり、国内唯一の高校生によるクリエイティブの祭典「High Fes(ハイフェス)2016」が開催されました。通信制高校でどんなことを学び、どんな成長をとげたのかを、生徒の声とともに紹介していきます。

バンタン高等学院、文化祭レポート

 

文化祭では学科ごとに分かれて販売や展示を実施

バンタン高等学院は、ファッション、ヘアメイク、映像、ゲーム、アニメ、マンガ、パティシエなど幅広いジャンルの学科が用意されています。「High Fes(ハイフェス)2016」が開催された、2016年11月27日(日)はセッションタワーとデザイナーズメゾン、2つの会場を使い、学科ごとにブースを作って生徒たちがお店を運営したり、作品の展示を行いました。

 

文化祭では学科ごとに分かれて販売や展示を実施セッションタワーでは、バンタンデザイン研究所高等部、ヴィーナスアカデミー高等部の生徒たちがサービスを行うトータルビューティサロンが出展されていました。

授業で学んだヘアメイクやデザインネイルをお客さんに体験してもらっています。文化祭に訪れた父兄の方たちも、子供たちが日ごろ学んだことの成果を実際に体験していました。

 

 

「食」に特化した技術を学べるレコールバンタン高等部・パティシエ学部の生徒たちは、自分たちで作ったオリジナルジャムを販売。会場にいた生徒に、学園で学んだことを聞いてみました。

―― 何年生ですか?パティシエ学部の生徒

「3年生です」

――3年間で自分の腕前が上がった実感はありますか?

「はい、感じますね。1年生のときと比べて、手際よく作れるようになり、余裕を持って調理ができるようになりました」

――1年生のときと3年生と比べて、できるようになったことはどんなことがありますか?

「技術的なことだと、お菓子を状態を見極めて焼いたりできるようになりました。それと、順番を考えて先に何をしたらいいかがわかるようになりました」

―― 就職は決まっていますか?

「外資系のホテルに就職が決まっています」

―― ほかにも就職が決まっている人は結構いますか?

「多いですね。カフェに就職したり、個人で開業する人やウェディング関係の仕事などいろいろいます」

―― この学校に通ってみてどうでしたか?

「好きなことを学べますし、ケーキが好きな友達と休日に研究がてらケーキ屋さんに遊びに行ったりできて楽しいです!」

 

調理&フードコードコーディネーター学部の生徒たち調理&フードコードコーディネーター学部の生徒たちが自分で作ったパンを使ったサンドイッチショップも人気のブース。アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国の名物料理を自作のパンを使ったオーダーメイドのサンドイッチを販売していました。
生徒たちも和気あいあいと接客を行っています。

 

 

小物を販売するお店「おとぎばなし」バンタンデザイン研究所高等部の生徒が制作したトートバッグやステッカー、ZINEなどの小物を販売するお店「おとぎばなし」。フロア周辺を紙で作ったツタで覆い、森の中に入り込んだような雰囲気を作るなどお店のデザインにもこだわりが見られました。

 

 

VRを使ったゲームや生徒の共同作業も展示

ゲーム学部のブースもうひとつの会場・デザイナーズメゾンでは、ゲームやアニメ、声優など高校生に人気のあるジャンルのコンテンツが学べるバンタンゲームアカデミー高等部とバンタンデザイン研究所高等部の生徒が制作した作品の展示や販売が行われていました。

LEDライトやセンサーをプログラミングで制御した光輝くオブジェや、生徒が作ったオリジナルゲームなどが展示されていたバンタンゲームアカデミー高等部・ゲーム学部のブース。その中から、今話題のVR(ヴァーチャルリアリティ)ゲームを一人で作りあげた生徒に話を聞きました。

 

――このゲームの制作にはどれくらいの期間がかかりましたか?

VRゲームを作った生徒にインタビュー「最初はPC向けのゲームとして約4ヶ月ほどで作りまして、そのあと半月ほどでVRに対応しました」

――作っている間にアイデアを思いついて、急きょVRに対応したんですね。

「そうですね。個人的にはVRゲームを作ったということが大きな経験になりました」

――この学校に入ろうと思ったきっかけは何ですか?

「もともとプログラムに興味があって、入学前からゲームのプログラムを組んでいました。いざ高校入試となったときに、たまたまWebでバンタンという高校があることを知り、入学しました」

――3年間を過ごしてみて、自分に実力はついたと思いますか?

「非常によくついたと思いますね」

――それは講師の方が良かったり、友人がいたことなどがあったからでしょうか?

「両方ですね。授業もわかりやすかったですし、まわりの友人たちからもらえるアイデアもいっぱいもらっています。そういうところからゲームデザインの仕方とかプログラムの作り方を教えてもらって、より良いプログラムの作り方を学んでいきました」

――将来的、ゲーム業界に入ってどんな作品を作りたいですか?

「1つのゲームが完成する前に別に新しく作りたいアイデアを思いつくことが多くて、どんどん作りたいゲームが出てくるので、これを作りたいということは今の時点では言えないです。面白いゲームを作るだけでなく、いろんなものをプログラムで表現してみたいですね。自分は研究者肌なので、ゲーム会社に入ってゲームを作るにはどんな技術が必要なのかを学びたいのでゲーム業界に行きたいという気持ちも強いです」

 

アニメ・イラスト学部の展示アニメ・イラスト学部の展示物は、生徒たちが文化祭の1日をかけてオリジナルの作品を作り上げ、実際に「描く様子」と「完成した絵」を楽しめるライブペイント。文化祭のテーマである「World」をイメージした、世界各国の特色を取り入れたアートが制作されていました。

 

声優学部の生徒たちによるオリジナル朗読劇声優学部の生徒たちが声優や演出などを手掛けるオリジナル朗読劇も開催。席が埋まり立ち見も出る盛況でした。

 

卒業制作となるオリジナルアニメの予告卒業制作として、学科の垣根を越えて合同で制作するオリジナルアニメの予告&メイキング映像も展示されていました。それぞれ違った得意分野を持つ生徒たちが協力しあい1つの作品を作り上げる、実際の制作現場に近いスタイルでの制作も体験できるようです。

 

ヴィーナスアカデミー高等部の生徒による本格的なファッションショー

ヴィーナスアカデミー高等部によるファッション・ダンスショー特設ステージでは、ヴィーナスアカデミー高等部によるファッション・ダンスショーが開催されました。

1年生は少女が自分が好きな「おもちゃ」たちのファッションショーをしているうちに、自分もショーに参加するという夢を生徒たちが手掛けたファッションで表現する、一風変わったステージ。おもちゃ箱から飛び出したような可愛いファッションに会場からは「可愛い!」という歓声が上がっていました。

 

パフォーマンスダンスショー2年生は「世界旅行」をテーマに、各国の民族衣装やヘアスタイルを大胆にアレンジしたファッションとダンスを繰り広げるというパフォーマンスダンスショー。個性的なファッションに身を包んだモデルさんのダンスパフォーマンスが会場の注目を集めていました。

最後にはモデルと生徒が一緒に登場。感極まって泣いてしまう生徒もいました。

 

まとめ

夢に向けて本気で作品の制作を行っていた生徒たちの姿と、その技術の高さに驚かされた「High Fes 2016」。生徒たちが日ごろ学んできた授業の成果を見ようと、父兄や他の学校に通う友人たちも多く会場を訪れてサービスを受けたり、展示された作品を興味深く見ていたのも印象的でした。

バンタン高等学院の文化祭は毎年開催されていますので、入学を検討されている方や、通信制高校の雰囲気や生徒がどんなことを学んでいるかが気になる方は一度見に訪れてみてはいかがでしょうか?

 

自分に合った通信制高校・サポート校を探そう!

通信制高校ガイド|自分にピッタリの通信制高校・サポート校がきっと見つかる!
資料請求はカンタン&無料!
自分にぴったりの通信制高校・サポート校を見つけよう!