不登校の支援の場・フリースクールってどんなところ?

子どもが不登校になった場合に支援してくれる場所として「フリースクール」があることはご存知ですか? フリースクールは、学校に行っていない子どもたちの居場所として全国各地に開設されています。ここでは、フリースクールでの活動や、フリースクールに通う費用などを紹介します。

不登校の支援の場・フリースクールってどんなところ?

フリースクールとは?

「学校に行きたくない……」「行きたいけれど、行けない……」そんな子供たちの居場所としてフリースクールがあります。

フリースクールは全国各地にあり、NPO法人などによって運営されている場所です。多くのフリースクールでは、子どもたちの自主性を重視した活動を行っています。

子どもたちがフリースクールに通う理由はさまざまです。

学校の勉強が楽しくないから来ている子もいれば、病気や障害のため他の生徒と一緒に学校生活を送ることが難しいという理由で来ている子どももいます。

フリースクールの中には、通信制高校やサポート校に併設されているところもあり、そういったフリースクールはフリースクールを卒業した後の進路サポートにも力を入れています。

フリースクールは学校ではありませんが、子どもにとって大切な学びの場であることは間違いありません。

 

フリースクールへ興味を持ったら

フリースクールは、学校とは違う学びを提供しているところが多くあります。実際に農作業を行って野菜や果物を作ったり、美術や音楽などの表現活動を通じて自分を表現することを学んだりと、その内容はフリースクールによってさまざまです。

フリースクールの多くはホームページを開設しているので、活動の様子などをチェックしてみることをおすすめします。

子どもが興味のある活動をしているフリースクールには積極的にコンタクトを取り、親子で見学や体験、説明会に出かけてみてください。

学校に行かなくなり、家の中や自分の部屋に閉じこもってばかりいると、どんどん気持ちが沈んでいきます。中にはそのまま何年も引きこもってしまう子どももいます。もちろん、学校に通わなければ、学ぶ機会も失ってしまいます。

しかし少しだけ学校以外の場所に目を向けることができると、気がまぎれ、気持ちも前向きになってきます。フリースクールに通えば、学びの機会を失わずに済むのも、子どもの将来にとって大きなメリットです。

子どもが不登校になったら、ぜひ家と学校以外の居場所を作るようにしましょう。「家と学校以外にも居場所がある。学ぶ場所がある」と思えることで、親も子どもも少しだけ気持ちが楽になります。「家と学校以外の居場所」としてフリースクールを上手に活用しましょう。

 

フリースクールの4つの役割

フリースクールとは、具体的にどのような場所なのでしょうか。
フリースクールの役割は主に4つです。

 

学習支援

学校の勉強をサポートしたり、資格の取得をサポートしたりしてくれます。ひとり一人に合わせたペースで教えてもらえるので、学校のように周りに付いていけなくなる心配が少ないのが魅力です。中には通信制高校と提携しているフリースクールもあり、フリースクールへ通いながら高校を卒業することができることもあります。

 

友だちづくりの場

フリースクールには、小学生から高校性までさまざまな年齢の子どもたちが通ってきます。学校ではどうしても同年齢の友達しか作ることができませんが、フリースクールであればさまざまな年齢の友達を作ることができます。

 

居場所づくりの場

フリースクールは、子どもの居場所としての役割も持っています。学校に行かなくなると、日中は家に一人きりになってしまう子どもも珍しくないでしょう。そんな子どもが日中を過ごせる場所としてフリースクールが機能しています。日中、家に一人でいるのは不安だという子どもこそ、積極的にフリースクールを利用しましょう。自分の居場所を持つことは、精神的にとても大切なことです。

 

医療機関の役割をもつような場

フリースクールには、病気や障害を持った子どもが通っているところもあります。そのような子どもが通うフリースクールは、病院と連携していたり、専門の知識を持ったスタッフが居たりすることがほとんどです。

病院よりも開かれていて、学校よりも安心できる場所……学校と病院の中間に位置する場所としてのフリースクールもあります。

 

フリースクールに通っているのはどんな人?

どんな人がフリースクールに通っているの?

不登校になった人

さまざまな事情で不登校になった人が通っています。勉強が楽しくないとか、なんとなく学校になじめないといった理由で学校に行かなくなった人はもちろん、いじめなどで学校に行けなくなった人も通っている場所です。

 

発達障害などで普通の学校になかなか通えない人

発達障害を持った人が通っているフリースクールもあります。発達障害があると、クラスになじめなかったり、他の生徒と一緒に行動することが難しかったりする場合が少なくありません。また、他の人と上手くコミュニケーションが取れないために、いじめや嫌がらせの被害にあってしまうこともあります。

発達障害がある人は、自分に自信が無かったり、なんとなく「生きづらいなぁ」と感じていたりすることが珍しくありません。

でも、ひとり一人に合わせた工夫をすることで、発達障害を持っていることからくる「生きづらさ」や「自分はなんてダメなんだろう……」といった辛い気持ちを和らげることができます。発達障害がある人にとって、学校よりも過ごしやすい場所であることが多いようです。

 

フリースクールの出席は、学校の出席日数にカウントされるの?

フリースクールに通うにあたって気になるのは、学校の出席日数ではないでしょうか。

小学生・中学生の場合は、学校によって、フリースクールへの出席日数を学校の出席日数にカウントしてくれる場合がありますので、不登校の子どもにとっては大きなメリットになります。学校や自治体によって対応が違うので、フリースクールを利用する際は事前によく確認しておきましょう。

高校生の場合は、残念ながらフリースクールへの出席日数は、学校の出席日数にカウントされません。フリースクールは学校教育法が定める「学校」ではないので、フリースクールに通うだけでは、高校をしたことにはならないので注意してください。

フリースクールに通いながら高校卒業資格を得たい場合は、「高卒認定試験」に合格する必要があります。フリースクールには、高卒認定試験合格をサポートしてくれる場所もあるので探してみましょう。

 

フリースクールの費用

フリースクールの費用は、1カ月あたりどれぐらいなのでしょうか。

東京 フリースクールA

月謝        46,200円
体験見学費(3回分) 5,150円
入会金      153,000円
保護者 NPO入会金 20,000円
保護者 NPO年会費 10,000円

神戸 フリースクールB

月謝
(月2回利用) 18,000円
(月3回利用) 27,000円
(月4回利用) 32,000円
入学金     10,000円
施設利用費   20,000円(年)

フリースクールの費用は、このようにフリースクールによって大きく異なります。一概に多額の費用が掛かるから良いフリースクール、安いからそれなりのフリースクールと言うことはできません。

フリースクールは、子どもひとり一人に合った場所を選ぶことが大切です。費用のことももちろん重要ですが、まずはフリースクールの雰囲気や子どもの通いやすさを第一に検討しましょう。

 

まとめ

フリースクールといっても、フリースクールごとに費用や活動の面で大きな違いがあります。大切なのは、通う子どもに合ったフリースクールを探すことです。全国各地にフリースクールがあるので、子どもが興味を持てる活動をしており、通いやすい場所にあるフリースクールを選ぶようにしましょう。

ホームページなどにある活動日誌やブログは、フリースクールの雰囲気や活動内容を知るのに非常に役に立ちます。ぜひ、親子で一緒にアクセスしてみましょう。

費用に関しても、しっかりと納得できるまで説明を聞いてから利用の申し込みをすることが重要です。

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